琉球ゴールデンキングスと島根スサノオマジックの2強は健在! 土壇場の逆転はあるのか? 終盤展望B1西地区【バスケ/Bリーグ】
Bリーグ終盤展望西1地区
近年、人気沸騰中の国内バスケットボールリーグ・Bリーグ。2024‐25レギュラーシーズンも残り1カ月を切り、その先には年間王者を決するチャンピオンシップ(CS)が待ち構えています。『ラブすぽ』ではそんなCSに向け、B1各地区の現順位と今後の展望をご紹介。果たして、9シーズン目のBリーグ王者に輝くのは一体どのクラブ⁈
【B1西地区】
琉球&島根の2強は健在!昨季王者・広島は苦難のシーズン
順位表(2025年4月7日時点)
1位 琉球 36勝13敗2位 島根 31勝18敗3位 大阪 25勝24敗4位 京都 25勝24敗5位 広島 23勝26敗6位 長崎 22勝27敗7位 佐賀 17勝32敗8位 滋賀 7勝41敗
西地区の雄・琉球が今シーズンもさすがの安定感を発揮。主力選手が複数流出し、戦力ダウンもささやかれたが、フタを開けてみれば大黒柱の岸本隆一選手、ジャック・クーリー選手は今シーズンも健在で、盤石の戦いぶりを見せている。優勝争いは事実上、2位の島根との一騎打ちとなっているが、4月26日から敵地で直接対決2連戦が予定されており、ここまでもつれるようなら優勝の行方はまだわからない。
島根は「ミスタートリプルダブル」ことペリン・ビュフォード選手が移籍したが、コティ・クラーク選手、エヴァンス・ルーク選手といった新戦力がしっかりと穴を埋めた。司令塔の安藤誓哉選手は変わらぬ安定感を見せており、チームを牽引。首位・琉球との差はやや厳しいが、前述の直接対決までにその差を少しでも縮めておきたいところだ。
昨シーズン、ワイルドカードからCSを勝ち上がり、年間王者に輝いた広島は開幕からまさかの5連敗を喫するなど、シーズン通して苦しい戦いが続いている。新HCにミスター広島・朝山正悟氏を招聘して臨んだ新シーズンだったが、CS出場は厳しい状況。来シーズン以降の立て直しへ、終盤は今後も見据えた戦いを展開することになりそうだ。
文・花田雪