「日本統一」山口祥行×「北風アウトサイダー」崔哲浩×「ある用務員」福士誠治トリプル主演『ぴっぱらん!!』予告編
大人気任侠ドラマシリーズ『日本統一』W主演の山口祥行、人種的偏見に遭いながらも家族が力を合わせる姿を描いた人情劇『北風アウトサイダー』で映画監督デビューを飾った崔哲浩、阪元裕吾監督の『ある用務員』で殺し屋の主人公を演じた福士誠治が、トリプル主演で、25年前の父の暗殺事件以来離れ離れでも固い絆で繋がっている3兄弟を演じる、ヒューマンバイオレンス映画『ぴっぱらん!!』が、11月1日(金)より公開される。このたび、予告編と場面写真、三浦浩一、渡辺哲、津田寛治、金守珍からコメントが到着した。
豪華キャストで贈るヒューマンバイオレンス
韓国語で“ぴ”は<血と雨>、“ぱらん”は<風>を意味する。タイトル『ぴっぱらん!!』(血と雨と風)は、正しく百鬼の歴史を切り開こうとする3兄弟の人生の代名詞である。
3兄弟の脇を固めるのは、選挙を控える元百鬼組の政治家・福沢正志役で三浦浩一、謎の老人役で渡辺哲、アロハシャツの男役で津田寛治、暗殺された父・百鬼剛役で金守珍ら豪華キャスト陣。そのほか、謎の老人の側近役で並樹史朗、刑事・堂島武夫役で丈、丹羽組の若頭・目黒薫役で趙博、次男・要の妻であるマリアの母・綾役で西原亜希、堂島の部下の刑事・若井賢介役で木ノ本嶺浩、25年前の事件のキーマン・京極崇役で西田聖志郎、刑期を終える伝説の組長・丹羽毅役で永倉大輔らが出演する。
25年前、全国で名前を轟かせていた百鬼三兄弟だったが、突如一家の大黒柱の父・百鬼剛(金守珍)が何者かに暗殺された。「百鬼組は皆仲間や。ヤクザをやっていても、人の道を外れることだけはやってない」という父の意思を継ぎ、百鬼組を継ぐ次男・百鬼要(崔哲浩)だったが、元百鬼組の政治家・福沢正志(三浦浩一)は選挙を控え、同じ堂心会の丹波組組長の丹羽毅(永倉大輔)が刑務所から出てくるタイミングで、麻薬ビジネスを発端に襲撃事件が起こる。大阪で一目置かれている三男・百鬼湊(福士誠治)のピンチを助けた長男・百鬼峻(山口祥行)は、本家と構えることになった次男・要を助けに、湊と共に要の元に現れ…。
<コメント>
福沢正志役:三浦浩一
崔監督の前作『北風アウトサイダー』から放たれる荒削りで独自の映像センスとその熱量に、強烈なインパクトを受けた。いつか監督の作品に出たい!そして『ぴっぱらん‼︎』への出演。親兄弟の血の繋がりの濃さを描く。これは監督の生い立ちから来るのか?堪らなく切なく、そして激しいアクションシーンからほとばしる人間の生きざま。謎の人物が見事に配置されて先が見えない。ドロドロした世界からラストへ向けての何故か爽やかな音と映像には驚かされる。是非映画館でご覧ください。
謎の老人役:渡辺哲
謎の老人、ナゾなんです。台本を読んでヒントはありましたが、やはりナゾでした(笑)ナゾですが、人間の本性剥き出しの男で、解りやすい。解りやすいということは、裏に拡がる暗部は解りにくい人物かなと。ヒューマンあり、アクションあり、謎もありの盛りだくさんの映画ですが、観てくださった方が「謎の老人はやっぱりナゾだった」と感じてくれれば最高のような気がします(笑)是非映画館でナゾを見届けてください!
アロハシャツの男役:津田寛治
僕の役名は「アロハシャツの男」。撮影は一日。現場に行くと、晴れ渡った海辺に大勢の人が集まり、みんな楽しそうに準備していました。中心にいたのは監督、主演の崔さん。みんなに声をかけられたり肩をたたかれたりしてニコニコしています。ああ、この人のためにみんな集まったんだなあと思える現場でした。「津田さん、今日は宜しくお願いします」と崔さん。僕が「どんなふうにやればいいですかね?」と聞くと身振り手振りでお芝居をつけてくれます。それは台本とは全く違うシチュエーション、全く違うセリフ。ビックリしたけど凄く楽しかったです。夢のような一日でした。ぜひ劇場でご覧になって下さい。
百鬼剛役:金守珍
映画『北風アウトサイダー』で描かれた監督自身に流れる血の絆が、今作ではさらにより深い民族のアイデンティティへの探究へと発展している。身を削りながら、渾身の思いで作り上げた映画『ぴっぱらん!!』。崔哲浩監督の新たな挑戦が心を打つ。私の人生最高の映画『ゴッドファーザー』を彷彿させる衝撃的な傑作だ!!
『ぴっぱらん!!』は11月1日(金)よりテアトル新宿、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開