Yahoo! JAPAN

沖縄にメキシコの風が吹く!国際通りからすぐの“隠れ家”ダイニングで本格メキシコ料理『EL RINCON DE MEXICOLA』7月21日開店

OKITIVE

たくさんのフルーツが乗ったココナッツのデザート「マチェドニア デ・フルータス コン・ココ」(950円)

2025年7月21日、那覇市の平和通りに、本場メキシコの魅力が詰まったダイニング『EL RINCON DE MEXICOLA(エル リンコン デ メヒコーラ)』がオープンする 。国際通りの裏路地に突如現れる、カラフルで陽気な“メキシコの隠れ家”では、沖縄でもお馴染みだけれど、ひと味違ったメキシコのソウルフード「タコス」をはじめとした料理を味わえる。

さらに、極彩色のド派手なインテリアも多くの人の目を引くポイントだ。非日常的な空間の中で、メキシコの空気を感じながらタコスにかじりつき、ビールとテキーラで乾杯だ。

主役はタコス!手作りトルティーヤと豊富な具材を堪能

フードの主役は、メキシカンスタイルのタコス。トルティーヤは、毎日店で「マサ」と呼ばれるトウモロコシ粉から丁寧に手作りし、もっちりとした食感にコーンの風味が生きる香ばしさが合わさる。

ダイニングで毎日手作りしているトルティーヤ。コーン生地を香ばしく焼く

現地の技法を取り入れながら、沖縄の食材もふんだんに使って調理した具材は、フライした白身魚にタルタルを合わせる「バハ・フィッシュ」、マリネして焼き上げた鶏肉とフレッシュなマンゴーを一緒に頬張る「ポヨアドバド」、ジューシーに焼き上げた豚肉を挟み込むメキシカンタコスの代表的具材「ポーク・パストール」、香ばしく焼いた牛肉を包み込む「カルネ・アサダ」、そしてじっくりと火入れしてほぐした羊肉に齧り付く「ラムのバルバコア」と5種類のバリエーションがある。

フレッシュトマトとタマネギでさっぱりする「サルサ・メヒカーナ」
柚子胡椒とシークヮーサーでさっぱり仕上げた「サルサ・ヴェルデ」は結構辛い

自家製サルサも王道のフレッシュトマトとハラペーニョを使った「サルサ・メヒカーナ」、柚子胡椒とシークヮーサーでさっぱり仕上げた「サルサ・ヴェルデ」、さらにはマンゴーを使ったトロピカルな「サルサ・マンゴー・トロピカーナ」、そして世界一辛い唐辛子を使った激辛の「サルサ・キャロライナリーパー」と4種類用意されており、ここにワカモレなども合わせて自分好みにカスタマイズして味わうことも可能だ。

料理長オススメのタコスとサルサの組み合わせは?

料理長・新川翔さんのタコスとサルサの組み合わせのおすすめも聞いてみた。どんなシチュエーションで、どんな風に食べたいかによって、その日の気分しだいでも変わるかもしれな いが、それを前提にしてあくまで参考までに!

左縦2つが「ポヨアドバド」(500円)、右は「バハ・フィッシュ」(500円)

■バルバコア→ただ辛いだけではなく、ローストしたトマトやあさりの出汁も混ぜ込んで旨味を補強する役割も担うキャロライナリーパー。 ■バハ・フィッシュ→フライした魚とタルタルが具材なので、口の中をさっぱりさせたいのであれば、メヒカーナかヴェルデ。 ■ポヨアドバト→マンゴーが具材として使われているため、果実の旨みは十分。辛味を足したければキャロライナリーパーを。 ■パストール→ピーチパインがデフォルトで乗っているので、果実味があるためメヒカーナかヴェルデでフレッシュな野菜の爽やかさをプラス。 ■カルネ・アサダ→ピパーチ(島胡椒)でシンプルにスパイシーに味付けされた牛肉には、マンゴー・トロピカーナで新鮮な南国感のある風味と甘味を添えたい。

タコスとサルサの組み合わせを教えてもらった料理長の新川翔さん

そのほかにも新鮮な魚介をあしらったセヴィーチェ、クラシックなナチョス、チリコンカルネ、ケサディージャにブリトー、少し大人の味付けで甘すぎないデザートもラインナップ。

帆立とマンゴーのセヴィーチェ・アマリージョ(1,100円)
たくさんのフルーツが乗ったココナッツのデザート「マチェドニア デ・フルータス コン・ココ」(950円)

また、開放的な店内の中心にはオープンキッチンが設置されており、マリネした肉(牛肉、鶏肉、エビなど)とピーマンや玉ねぎなどの野菜を炭火で焼き上げる「ファヒータ」やメインで出しているアンガス牛のリブロースが出来上がっていく音や香りが漂う“ライブ感”にひたることができるのも魅力的な要素の1つだ。

異国感溢れる“非日常空間”も楽しもう

店内にはソンブレロ(メキシカンハット)やマラカスをモチーフにした遊び心あふれる照明と鮮やかな色彩のインテリアが配置され、非日常的なフォトジェニック空間を演出。柔らかなオレンジの光に包まれたダイニングは開放的なテラス席へと続き、昼はカジュアルに、夜は賑やかに、様々なシーンで利用できる空間設計となっている。

席数は店内112席、テラス席90席、メスカルBAR9席の合計211席でかなりのキャパシティ。6〜8人で座ることができるボックス席もあるので、団体で行っても安心だ。ちなみにテラス席はペット同伴も可。

また、ダイニングに併設された“大人のためのメスカルバー”では、メキシコ各地から厳選されたメスカルやテキーラが豊富に揃い、現地の土地の味わいをじっくりと堪能することができる。

メキシコと沖縄のタコスはちょっと違う

ここで、少しメキシコのフードカルチャーについても触れておこう。 『EL RINCON DE MEXICOLA』のメインフードに据えられているタコスは、メキシコを代表するストリート・フード。トウモロコシの粉や小麦粉から作られる薄焼きの皮は「トルティーヤ」と呼ばれ、その上に様々な具材を乗せて食べる料理だ。

具材は地域によって多岐にわたり、豚肉をマリネして焼いたものや、牛タンを使ったもの、魚介を使ったものもある。そうした多彩な具材に、アクセントとしてトマトやハーブ、唐辛子などのスパイスが入ったサルサ(=ソース)をトッピングしたり、ライムを絞ったりして好みの味わいにしていくのも楽しみ方の1つ。 沖縄でも独自のタコス文化が発展しており、その延長線上で生まれたソウルフード「タコライス」も有名ドコロ。沖縄のタコスは、ひき肉を甘辛くスパイシーに味付けしたタコミートに、レタス、トマト、チーズを合わせるのが具材のスタンダードだ。 トルティーヤは焼くだけでなく、油で揚げてカリッとした食感を持たせるのがほとんどで、メキシコの焼いて香ばしさを強調するソフトなトルティーヤとは異なる食感。沖縄のタコスは、アメリカ文化の影響を強く受けており、メキシコ本土の多様な具材やシンプルな味付けとは異なる、より大衆的で親しみやすい味わいが特徴と言えるだろう。

豊富なメニュー

こうしたメキシコと沖縄とのタコスの違いも感じながらタコスを頬張れば、食文化への理解度も上がり、幾分か味わいも深くなりそうだ。平和通りに誕生した“陽気な隠れ家”で、タコスにファヒータ、そしてテキーラにメスカルと、メキシカンフードを目一杯楽しもう。

EL RINCON DE MEXICOLA(エル リンコン デ メヒコーラ)住所

〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-3-4 1階

電話番号

050-2030-7500

営業時間

11:00〜23:00

席数

112席/テラス:90席/メスカルBAR:9席
(テラス席はペット可)

クレジットカード・電子マネー

URL・SNS

おすすめの記事

新着記事

  1. 朝イチ更新!4コマ漫画『かりあげクン』居留守を使われまくった結果…

    ふたまん++
  2. 政党政治は民主化の時代の中でどんな役割を担ってきたのか?『「憲政常道」の近代日本』村井良太氏インタビュー【後編】

    NHK出版デジタルマガジン
  3. 大ヒット映画「国宝」のロケ地で話題。吉沢亮と森七菜も来た レストラン百花園

    京都速報
  4. 真夏の車に「ペットボトル放置」はNG!置きっぱなしが招く“キケンな事故”「こわい」「気を付ける」

    saita
  5. 時短メイクが叶うのに手抜き感なし!大人女子こそ使ってほしい「優秀コスメ」

    4MEEE
  6. 【ユニクロパンツ】最高にセンスいい!マネしてほしい大人コーデ〜2025年7月〜

    4yuuu
  7. 【島根】ニューオープンまとめ!丘の上のジェラート店や秘密基地のようなカフェが登場!

    na-na
  8. また黄ばんでる…「夏服の黄ばみ」が“真っ白に復活する“プロが教える簡単洗濯術

    saita
  9. 「船中最大2.7kgマダコ!」東京湾のエギタコ釣りで11尾キャッチ【神奈川・鴨下丸】

    TSURINEWS
  10. 【麺食房わたなべ】アツアツの麻婆で夏を乗り切ろう!|新潟市秋葉区新津・めんしょくぼうわたなべ

    日刊にいがたWEBタウン情報