Snow Man阿部亮平「ひそかに憧れていた」鳥人間コンテストを振り返る
大空を飛ぶことを夢見た全国の鳥人が全国から彦根に集合し、工夫を凝らした機体と勇気ある飛行で感動を巻き起こす「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2024」が、2024年7月27日(土)、28日(日)に開催されました。
annaでは、大会直後の記者会見にお邪魔して、MCを務めるナインティナインの矢部さん、実況の羽鳥さんをはじめ、Snow Manの阿部さん、八木莉可子さん、パンサー・向井さん、マーシュ彩さん、スザンヌさん、コットンのお2人に大会の見どころ、裏話を伺ってきました!
( Index )
矢部「今年も出ました!」阿部くん、携帯で風チェックしてました!ずっと涙目っていう初めての体験
矢部「今年も出ました!」
まずは大会を終えた感想を教えていただけますか?
ナインティナイン・矢部浩之(以下、矢部)
鳥人間史上、一番暑くて辛かったです。でもこっちが暑いといっても(出場者の)チームの皆さんの方が大変ですから。ただ、今年も出ました! 以上です(笑)。
羽鳥慎一(以下、羽鳥)
あの暑さと、風のコンディションが悪い中で、素晴らしい記録、素晴らしいパフォーマンスが見られて、今年も感動しました。
八木莉可子(以下、八木)
私は滋賀県出身で鳥人間を見ていたので、勝手にいつか出させてもらえたらなと、ちょっとした夢を持っていました。今回こうやって出演させてもらえて、実際に生で皆さんの頑張りを見させていただけて、とっても光栄でした。
Snow Man・阿部亮平(以下、阿部)
子どもの頃から鳥人間を見る機会が多くてひそかに憧れていましたし、実際に生で見て、その迫力、青春、きずなにとても感動しました。
パンサー・向井慧(以下、向井)
7年間プラットホームをやらせていただいてるんですけど、一つたりとも同じじゃない、今年も違うドラマがいっぱいありました。今年はマーシュさんとやらせていただいて、「パイロットを深ぼり!マーシュクイズ」という新コーナーも始まってますので、ぜひご確認ください!
マーシュ彩
初めてプラットホームに上がらせていただいたんですけど、本当に近くで皆さんの頑張りと、飛び出すところを見させていただいて光栄だなと思うのと同時に、新コーナーのクイズにも注目してほしいです(笑)
スザンヌ
テレビで見ている時ももちろん感動していたんですけど、生で見ると、その、こんなに毎分感動するものかという感じでした。もう汗と涙で前が見えないっていう状態で、ほぼ半目の状態で見ていました!
コットン・西村真二(以下、西村)
初めて生で見て飛び立っていく姿とか、選手のきずなに感動しました! あと伝統を重んじる強豪校だったり、これが初陣になる初年度を迎える方々とか、いろんな思いがこうやって歴史を紡いでいくんだなと感じました。それを生で見られて感動したので、また来年この席でみたいなと思います。
コットン・きょん(以下、きょん)
権限はないですけど、来年も出ますってことは確定で! もし番組に呼ばれなくても、観覧席に見に来ます!
阿部くん、携帯で風チェックしてました!
特に印象に残ったチームを教えていただけますか?
阿部
「早稲田大学宇宙航空研究会 WASA」の、パイロット争いしていた2人が、結局パイロットとマネージャーになるっていうあの物語はぐっときましたね。あとは王者「東北大学 Windnauts」のフライトはやっぱり今年も美しかったです。
矢部
阿部くんはコメントが的確なんですよね。「かしこアイドル」なんですよ。初めて来たのに(解説者の)桂さんにいろいろ質問してね。
阿部
でもカンペで「気象予報士としてコメントください」っていうのが出てきた時にはめちゃくちゃヒヤッとしてます(笑)。
きょん
後ろから見てましたけど、ちょこちょこ携帯で風をチェックしてました!
阿部
めちゃくちゃレーダー見てました(笑)。
八木
私は「大阪工大 人力飛行機プロジェクト」のパイロットの方が、飛ぶ前に琵琶湖に向かってお辞儀してらっしゃって、それがすごい素敵だなと思いました。「鳥人間シップ」というか、勝ちたいとかだけじゃなくて、ほかの皆さんのことを純粋に応援してらっしゃったりとか、リスペクトを持っている姿が本当に素敵でした。
西村
矢部さんも収録でスタジオに入る時、これから「お願いします」って言うっておっしゃってました。
矢部
する。これからはする。湖に一礼って素晴らしいじゃないですか? 現役関係なく見習いましょう! 僕が印象に残ったのは「愛知総合工科高校専攻科 with T」としてパイロットにチャレンジしたティモンディの高岸。(プラットホームから)飛ぶってなかなかの勇気がいるんで、ティモンディの時は気持ち入りましたね。で、やっぱりパイロットの顔になるんですよね。だからティモンディは笑いを一切取ってなかった。
向井
笑い取る場所じゃないんでね(笑)。真剣にやってますから!
矢部
羽鳥さんはよく涙するんで「二代目徳光」とか言われていますが、僕も珍しくグッときたチームがありました。パイロットのタイプが不器用というか、あんまり感情を出さない子で、その子と設計の子が抱き合った時は感動しましたね。年齢も重ねたんで、そういう青春いいなってグッと来たとこありましたよね。
中には40代とか50代の方も飛ばれていましたが、矢部さんも飛びたくなったのでは?
矢部
いやいやいや……。結構意地悪ね(笑)。20年前やったら飛んでたのにな〜と。あるかもしれないです……ちょっと持って帰らせてください(笑)!
ずっと涙目っていう初めての体験
きょんさんも飛んでみたいとおっしゃられていましたが、例えば出場していたチームの中で、このチームに混じって来年は参加してみたいとかありますか?
きょん
やっぱり一番僕が混じれるのは「大阪公立大学 堺・風車の会」。坊主頭の方が多かったので、今の状態で行っても混じれるんじゃないかな(笑)。今年がティモンディ高岸で、何年か前には三四郎の小宮さんが挑戦していたので、この芸人枠があるんだったら正直本当に挑戦したいですね。
羽鳥さんはおなじみの、涙を流したシーンはありましたか?
羽鳥
最初から最後までですね。
矢部
もうね、羽鳥さん涙に慣れすぎて、誰にもバレずに泣くんです。
羽鳥
矢部さんが「もう泣いてるね」って触れてくれていたのがもう2年前です。もう触れられさえもしないですが、映ってないところでずっと泣いてます。
矢部
八木さんも泣いてました。
八木
不思議なことに涙があふれそうになるんですけど、(機体が)落ちないかなってハラハラもあって、泣きそうなのにハラハラして、涙がまた止まって、ずっと涙目っていう初めての体験でした(笑)。
最後に矢部さん、視聴者の方に見どころをひと言お願いします。
矢部
皆さん、絶対にどこかのチームに感動します! 友情とか親子愛とかもありますし、あと、出ましたんで! ぜひご覧いただきたいなと思います。
写真/ⓒytv 取材・文/日高ケータ