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人生はカーニバル!踊るパワースポットこと田原俊彦からあふれ出る瑞々しいパッション

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2025年06月18日 田原俊彦のシングル「LIFE IS A CARNIVAL」発売日

5月の月間ダウンロードランキングで1位・2位を独占


独特の蒸し暑さが漂う初夏。この季節特有の不安定さを “大丈夫、俺がいる!” とはねのけるように、毎年、新たな動きをぶちかまし、太陽のように輝いてくれる人がいる。そう、田原俊彦、我らがトシちゃんだ!

2025年も来た来たキターッ!新曲「LIFE IS A CARNIVAL」が5月7日に配信、そして、6月18日にはCDがリリースされる。“さあ、次はどうする?” という期待を裏切らず、いつも驚かせてくれるトシちゃん。どれだけ多くの人が首を長くして待っていたか。その証拠に、5月7日にスタートした配信では、「LIFE IS A CARNIVAL」とカップリング曲「奇蹟のワルツ」が、オリミュウストア(オリコンミュージックストア)5月の月間ダウンロードランキングで1位・2位を独占している。

シングル81枚目という数字に “うそでしょ?” となるくらいの瑞々しいパッションと底力、そして人気のすごさは、相変わらず容赦なし。まさに、歌詞にある通り「♪Don't Stop the Music!」

ヤンチャさが全開の「LIFE IS A CARNIVAL」


2023年は「ダンディライオン」、2024年は「愛だけがあればいい」と、ここ数年は、大人の色気たっぷりなアイドルキング “TOSHI” を見せつけるような名曲が続いていた。今年のテーマは、タイトルにもある通り “CARNIVAL”。前2曲のダンディ・フレーバーをしっかりキープしつつも、キャッチー&ハッピーに弾けるという、彼にしかできない祭りっぷりを披露。再び “トシちゃん" と、“ちゃん” づけを復活したくなる、ヤンチャさが全開である。

出てくるワードも「♪君とDOKIDOKI COMMUNICATION」「♪不動のタマシイ その身つらぬけ」など、とにかくキャッチーで覚えやすく、脳内リピート化はここ数年で群を抜いている。作詞は岩里祐穂。2021年の新曲「HA-HA-HAPPY」を手掛けたのは彼女だった。「♪君がいるだけで最高」というメッセージを織り込み、コロナ禍真っ只中、不安な心を明るく包み込んでくれた。その大きなやさしさを感じる言葉選びが、田原俊彦のキャラクターと相性が抜群なのは、言うまでもない。

そこに「悲しみ2(TOO)ヤング」「誘惑スレスレ」「ピエロ」で知られる作曲家・網倉一也の嬉しくなるような “ザ・アイドル” なメロディーが絡みつく。編曲は牧戸太郎。クーッ、マーチングバンドを後ろに控えさせているような、重厚かつアグレッシブな音の重なりが螺旋のように上がっていく間奏は興奮する!

伝説のコールが生まれた「原宿キッス」


田原俊彦の楽曲の特徴は、イントロと間奏もまた主役、という点にある。ここにユーモラスで覚えやすい振り付けのダンスや “ハッ!” “カモーン!” といった彼独特のシャウトが入ることで、抜群に粋なショータイムとなるのだ。それだけではない。ファンの “コール” も重要な要素。かつて名曲「原宿キッス」では伝説のコールが生まれている。せっかくなので記しておきたい。

 大好き惚れたぜ 田原俊彦!
 なんでもかんでもNo.1!
 原宿キッス1等賞!
 いつもニコニコ I LOVEトシちゃん!

楽しそう…!となれば、今回の新曲はカーニバルがテーマだし、イントロも超キャッチー。新たなコールで、ファンも参加しない手はない。全員で盛り上がってこそ祭り!そこでトシちゃんがじきじきに、YouTube『田原トシちゃんねる!』にてコールを募集。すでにX(旧:Twitter)ではおおいに盛り上がっている。この記事が出るころには、もう決まっているかもしれない。ワクワク!

こちらも神曲!「奇蹟のワルツ」


そして、今回特筆すべきは、カップリングの「奇蹟のワルツ」も神曲であるということ。カーニバルの終盤、過ぎゆく時間を惜しみつつ、出会えた奇跡を改めて確認するチークタイムの如く甘くやさしい。編曲の牧戸はこちらがお気に入りだそうで、公式ブログにて、《Blue noteのようなライブ空間で、TOPのようなホーン隊のいるバンドを従えて歌う田原さんのショーを、大切な人と客席で観るイメージでアレンジしました。》としたためている。

穏やかなメロディーに余韻たっぷり絡みつく「♪空」「♪忘れない」などのワードから、田原俊彦が持つ “ら行” の甘さが特別であることを確認できるので、ヘッドホン推奨だ。脚がバシッと上がるのも “キング・オブ・アイドル” である所以だが、しゃくりあげるような甘い甘い歌声もまた、キングの証。その変わらない、代わりのないスウィートボイスに巡り合えた奇跡に、改めて酔おう。

「LIFE IS A CARNIVAL」に感じる“哀愁” の隠し味


彼の歌の不思議なところは、どんなに明るく楽しい歌を歌っても、必ず “哀愁” の隠し味を感じるところだ。「LIFE IS A CARNIVAL」でも、「♪ちょっと孤独な背中」という言葉が出てくる。その通り、彼も孤独を感じたことはあっただろう。時代の変化や年齢の壁が立ちふさがっても、彼はアイドルとして真っすぐに伸びる道を進み続け、今がある。華麗なパフォーマンスを “昔の思い出” にしないため、壮絶な努力を重ね、当時の振り付けを変えない。

華麗なダンスパフォーマンスに魅せられ、近年では若い男性からもリスペクトが集まっている。人気グループの超特急は、田原俊彦と共演した際、“スターオーラがやばい” “めちゃくちゃフレッシュですね!” と興奮気味に語っていた。まさに名言だ。還暦を過ぎてもフレッシュ!トシちゃんが歌い踊るからこそ、盛り上がる歌詞とメロディーがある。その空間は、まさに踊るパワースポット。

「ファンの方が自分の時間を使い、高いチケットを取ってくれている。情けない、カッコ悪い田原俊彦を見せるわけにはいけないんで。みんなの愛によって支えられている。だから現在進行形でいたいな」

(2025年2月25日「めざまし8」インタビュー)

と語り、有言実行し続けて46年。その笑顔を見ると、自然と元気が出てくるのである。

7月26日からは、サンシティ越谷市民ホールを皮切りに「TOSHIHIKO TAHARA DOUBLE ‘T’ TOUR 2025 Dance with KING of IDOL 踊るパワースポット!」がスタートする。どんなコールが巻き起こるか楽しみだ。さあ、祭りが始まる!

L・O・V・E トシちゃーん‼

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