世界が注目するパン「ロブロ」。北海道でも作るお店が増えています。
デンマークの伝統的な日常食「ロブロ」が、今世界中で注目を集めています。その波は日本にも広がり、北海道では地元産のライ麦を使ったこだわりのロブロを提供するお店が増えてきました。
香ばしいライ麦の風味と素朴な味わいが魅力のロブロを、自宅でも楽しんでみませんか?
【1】加納製パン(帯広市)
玄麦を石臼で自家製粉も
地元産にこだわったパンづくり
十勝産小麦、天日塩、自家発酵種であるサワードゥ、ライサワー種のみで作るパンを提供。店主ひとりですべてのパンを手ごねし、自然栽培や有機栽培玄麦を石臼で自家製粉するなどこだわっている。ロブロの素材は、音更・中川農場の自然栽培ライ麦、天日塩、ライ麦サワー種。ひと口で香り高くライ麦の力強さを感じられる。
お店ではカンパーニュのバリエーションを豊富に揃えている。
「小麦を通して、美しい十勝の風景を残すために必要なことを伝えたい」と加納さん。
購入方法
【Instagram】メッセージで購入
【店頭販売】@kanou_seipan
加納製パン
TEL:なし
住所:帯広市西15条南12丁目1-48
営業時間:10:00~16:00(日曜は7:30~)
定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)
駐車場:4台
【2】風土火水(帯広市)
石臼挽き全粒粉とライ麦
薪窯で焼く伝統の味わい
「自然に寄り添った素材と製法を大切にしながら、心と体が喜ぶパン作りを」をコンセプトに、地元の薪を使った薪窯で焼き上げるお店。伝統的な製法で作るロブロは、全粒粉からサワー種を起こした自家製酵母、自社農場や地元の生産者が育てたオーガニックのライ麦、オホーツクの自然海塩とシンプル。石臼で挽いた全粒粉と合わせて手ごねすることで味わい深いパンに仕上がっている。
珍しい道内産のオーガニックライ麦。自社農場や地元の生産者が育てている。
人と自然のつながりを感じられるパン作りを目指しているそう。
購入方法
【オンライン】 ※2月中旬スタート予定
【店頭販売】 https://fudokasui.jp/
風土火水
(フウドカスイ)
TEL:0155-67-7677
住所:帯広市西10条南1丁目10-3
営業時間:10:00~15:30
定休日:日・月曜
駐車場:2台
【3】Pain de Randonnee(旭川)
北海道産のライ麦の美味しさを
本場の作り方に沿ったロブロ
「全粒粉をおいしくここちよく」をテーマに、できるだけ近くの産地で採れた麦を使い、栄養価の高い全粒粉のサワードゥブレッドをオンライン販売している。ライ麦全粒粉、自家製粉の砕きライ麦、宗谷の塩、水で作るロブロは、20時間もの低温長時間発酵させることで、砕きライ麦も十分に吸水し消化のいいものになるそう。
全粒粉100%の美味しさを伝え、胃腸への負担が少ないパンづくりを目指している。
石臼挽きで自家製粉したパンは、4月以降オンラインで。4月下旬、東川に店舗オープン予定。
購入方法
【オンライン】 ※4月再開
https://randonnee.base.shop/
Pain de Randonnee
(パン ドゥ ランドネ)
Instagram:@pain_de_randonnee