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国立は日本のシャンゼリゼ通り?!土屋礼央が語る国立駅周辺の魅力とは

TBSラジオ

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。 新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

今週は毎日、“まち自慢”してくれる みなさんをお迎えしています。
今回のゲストは、土屋礼央さんです。

礼央さんの街自慢は・・・

「第二のマイホームタウン 国立駅」

土屋:私、生まれは国分寺市で最寄りは西武線でしたが、電車賃の節約を兼ねて、通学でJR国立駅を利用していたんです。国立駅で降りて家に帰るまでの25分間、田んぼ道を自転車で走りながら、鼻歌で曲を作っていました。なので、作曲活動の原点であり、もう一つのホームタウンなんです。

一応、国立市の地理的な説明をすると、東京都の多摩地域中部に位置する市で、東は府中市、西は立川市、北は国分寺市、南は多摩川をはさんで日野市と隣接。ちなみに、国立駅の北口は国分寺市です!

国立駅の「まち自慢」、1つめは・・・

国立は、パリのシャンゼリゼ通り!

土屋:南口のロータリーからは、メインロードである大学通りがおよそ1.7kmに渡ってまっすぐに延びていて、通り沿いには、おしゃれなカフェや老舗文具店、花屋などが軒を連ね、その先には木々に囲まれた一橋大学があります。

格子状に綺麗に縦横に敷かれた道と 放射線に伸びる3つの大きな通りのデザインが素晴らしい!駅前のロータリーも珍しい、ラウンドアバウト方式。まさにこれはパリのシャンゼリゼ通り顔負け!

とある有名人の方が住んでいます!

国立駅の「まち自慢」、2つめは・・・

昭和53年創業のスパゲッティ専門店!「いたりあ小僧」

土屋:昭和53年創業のスパゲッティ専門店で、80種類以上の豊富なメニューから選べます。「誕生日はここで食べたい」と親にねだっていましたね。あと、高校時代に店を貸し切ってパーティーしたこともありましたっけ。

グルメ系では学生街ならではのボリューム満点のメニューが魅力の「ロージナ茶房」や、モスバーガー国立大学通り店なんかも思い入れが深い!(以前、モスバーガーの中で一番マナーがいい店舗に選ばれていた!)

国立駅の「まち自慢」、3つめは・・・

赤い三角屋根の国立駅 駅舎復活!

土屋:国立駅の駅舎は、赤い屋根に白い壁、イギリス製・アメリカ製の列車の古いレールを使った柱など、すべてが個性的。大変希少価値の高い歴史的建造物でしたが、平成18年(2006年)に取り壊されてしまいました。僕が子どもの頃から中央線は、本数を増加する複々線化、それに伴って立体高架化するともいわれていましたが、なかなか進まずに、高架化だけは実行され、同時に国立の象徴だった駅舎は必要なくなってしまったんですね。高校生だった僕は大変ショック・・・

ところが、国立の駅舎は最古の原宿駅舎に次いで、歴史の古い駅舎だったので、取り壊すなんてもったいないという声も多かったみたいで、保管していた部材を再び戻そうという気運が高まって、もう一度戻ってきてくれたんです。赤い三角屋根も健在!もはやプロジェクトXです!

お散歩にぴったりの街です。ぜひ遊びに行ってくださいね!

土屋礼央さん
*4人組アカペラグループ「RAG FAIR」のリードボーカルであり、音楽活動以外にも、落語家、文筆家など幅広いジャンルで大活躍!
*ラジオパーソナリティとしてもお馴染み!

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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