初の2桁勝利へロッテ佐々木朗希が本領発揮するか、西武・今井達也と剛腕対決
8勝4敗、防御率2.43の佐々木朗希
ロッテ・佐々木朗希が15日の西武戦(ベルーナドーム)に先発する。今季は15試合に先発して8勝4敗、防御率2.43。2022年に並ぶ自己最多タイの9勝目を狙う。
西武戦は8月1日(ZOZOマリン)に登板して5回3安打1失点。勝ち投手にはなったものの、三振は3つしか奪えず72球で降板した。
前回9月8日の楽天戦(ZOZOマリン)も白星はついたとはいえ、5回98球を投げて7安打3失点で降板。今日はある程度のイニングを投げ切りたいところだ。
「明日はチームの勝利に貢献できるように前回の反省をふまえながら、今年初めて投げるマウンドになるのでしっかりとアジャストして打者一人一人、しっかりと投げたいと思います」とコメント。チームのCS進出のためにも、自身初の2桁勝利のためにも、今オフのメジャー移籍も噂される「令和の怪物」の本領発揮を期待したい。
7勝8敗、防御率2.53の今井達也
一方、西武の先発は今井達也。今季は22試合で7勝8敗、防御率2.53の成績を残している。
ただ、ロッテ戦は2戦2敗、防御率6.30と相性は良くない。平均152.8キロのストレートと切れ味鋭いスライダーを中心に、まずは試合を作りたい。
作新学院高のエースとして全国制覇し、ドラフト1位で入団して8年目。今季の残り試合を考えると先発は多くてもあと4回のため、昨年に続く2桁勝利を狙うには是が非でも勝ちたい一戦だ。佐々木朗希を向こうに回し、来季につながる力投を見せられるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-中日・涌井秀章(東京ドーム)
阪神・J.ビーズリー-ヤクルト・高梨裕稔(甲子園)
広島・常廣羽也斗-DeNA・吉野光樹(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・内星龍-日本ハム・北山亘基(楽天モバイル)
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・大津亮介(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部