【神奈川・橋本】“わたし時間”に寄り添うカフェ。「finn coffee(フィンコーヒー)」で出会う、やさしい焼き菓子
神奈川県・橋本駅近くに佇む「finn coffee(フィンコーヒー)」は、白を基調とした静かでやさしい空間に、店主こだわりの焼き菓子とコーヒーが丁寧に並ぶカフェ。シンプルながらも心に残る味わいのお菓子たちは、日常にやさしく寄り添い、ふと立ち寄りたくなる魅力に溢れています。静かな時間を大切にしたい日に訪れたい、小さな温もりが詰まった場所で出会った焼き菓子をを紹介します。
住宅街に佇む憩いのカフェ
JR橋本駅から歩いて6分、静かな住宅街に溶け込むように現れるのが「finn coffee(フィンコーヒー)」。大通りから少し外れた場所に位置し、街の喧騒からそっと距離を置いたような佇まいが印象的です。
店内に足を踏み入れると、白を基調としたナチュラルな空間が広がり、アンティークのブラウン管やタイプライター、絵本などがほどよく散りばめられ、まるで友人のリビングにおじゃましたかのような、心がほっとする居心地のよさを感じます。
ショーケースに並ぶ焼き菓子とこだわりのコーヒー
ショーケースには、手作りの焼き菓子がきれいに並んでいます。そしてお店の奥からは焼きたてのお菓子のいい香りが漂ってきて、どれを選ぶか迷ってしまう時間もまた、贅沢なひととき。
「コーヒーも、お菓子と同じように“好き”が詰まっていないと意味がないと思っていて」と語る店主が選ぶのは、八王子のスペシャルティコーヒー専門店「khazana coffee(カザーナコーヒー)」の豆。
店主が毎週直接仕入れに行き、鮮度と品質を大切にした豆を仕入れているというこだわりよう。そこには「自分が本当においしいと思えるものを、お客様にも届けたい」というまっすぐな想いが込められています。
コーヒーはその日の気分に合わせて選べるラインナップになっており、焼き菓子とともにゆっくり味わいたくなる一杯に出会えるはずです。
気取らず、素朴で、おいしい。finn coffee焼き菓子
今回選んだのは3種の焼き菓子。
塩チョコスコーン ¥300(税込)
サクサクとした軽やかな生地に、大きくカットされたチョコダイスがごろっと入り、さらにトップには大粒の塩がトッピングされています。この塩には、フランス・ゲランド産の自然塩を使用。まろやかで角のない塩味が、チョコの甘みをぐっと引き立て、甘じょっぱいバランスがたまりません。
レモンケーキ ¥360(税込)
しっとりとした生地にレモンの香りと酸味がふんわりと広がる、finn coffeeの定番人気商品。やさしい甘さのなかに爽やかさが感じられ、飽きのこない味わいです。ひとくち食べると、レモンの香りと甘みがバランスよく広がり、どんなドリンクとも相性よく楽しめます。
抹茶ホワイトチョコスコーン ¥300(税込)
抹茶の香りとやさしい甘さのホワイトチョコが、バランスのよい一品。サクサクと軽やかな食感の中に、ふわっと広がる抹茶の風味と、とろけるホワイトチョコの組み合わせが抜群で、どこか“ほっとする”おいしさです。甘みの中にほんのり感じる抹茶のほろ苦さがあとを引き、ついもうひとくち食べたくなる味わいです。
お菓子との相性抜群。涼やかチャイティーソーダ
個人的に特に印象に残ったのがチャイティーソーダ(ICE)(¥600(税込))。
スパイスの香りがしっかりと立ちつつ、炭酸の爽快感が後味をすっきりとさせてくれます。甘すぎず、焼き菓子と合わせても違和感がない絶妙なバランスで、これからの季節にぴったりのドリンクです。
finn coffeeは、特別な目的がなくても、ふと立ち寄りたくなるようなカフェ。日常の中にそっと生まれる“余白”を大切にしたくなる、そんな場所。
「ひとりの方が多く、それぞれのペースでゆっくり過ごしていただいています」と語る店主の言葉どおり、テイクアウトでもイートインでも、気負わずに自分の“好き”と向き合える空気が流れています。
静かな時間を過ごしたいとき、自分のペースでひと息つきたいとき。橋本に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
WRITER:manami
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【SHOP INFORMATION】
【SHOP】finn coffee (フィン コーヒー)
【ADDRESS】神奈川県相模原市緑区橋本3-21-12 グリーンピア長嶋 1階
【月・火・金】10:00〜19:00
【 土・日・祝日】10:00〜18:00※火曜日はテイクアウトのみ