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中山小学校×桜美林大学 自然や生命の大切さ学ぶ 講演会と生き物観察

タウンニュース

長池公園の田んぼで水辺の生き物を探した =6月15日撮影

市立中山小学校(鈴木淳校長)は6月15日、桜美林大学リベラルアーツ学群の遠山弘法ゼミと連携して、「水辺の生き物と里山の保全」をテーマにした講演会と、長池公園に生息する生き物の観察会を実施した。

緑豊かな同校では、学校運営協議会や保護者らが連携して、敷地内にビオトープを整備するなど児童の環境教育に力を入れている。今回は、子どもたちに自然の大切さや生命を尊重する気持ちを育んでもらおうと企画。遠山准教授が児童の保護者だったことを縁に、淡水魚や昆虫など水生生物研究者の中島淳さんを講師に招いた。中島さんが児童向けと保護者・地域住民向け、それぞれの講演を行った後、児童や保護者などの参加希望者、遠山ゼミの学生など約80人が長池公園に集まり、遠山准教授や中島さんの案内で田んぼにすむ生き物を観察した。子どもたちはオタマジャクシやトンボ、バッタなどを夢中になって捕獲。遠山准教授は「身近にある生物多様性を知り、環境や生き物に興味を持つきっかけになれば」と語った。

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