麻布台ヒルズの〈廊下〉がアコースティックライブの舞台になる初めての音楽イベント、10月末の金曜日に何かが起こる!?
NHKBS放送では、世界各地の駅や空港、その他公共スペースに置かれたストリートピアノ(街角ピアノ)に定点カメラを設置し、通行人が思い思いにピアノに向かい演奏する、その音色に耳を傾ける人々もいる、その様子をナレーションもなく紹介していた番組があった。
プロのアーティストが出演する麻布台ヒルズの趣向は異なるが、地下鉄日比谷線の神谷町駅から続く、地下1階のガーデンプラザAの駅前広場の〝廊下〟が舞台として提供されて、ふらっと立ち寄れるような音楽イベントが、10月31日(金)に初めて開催される。「廊下」は、場所同士をつなぐ結節点として人々が交錯し、コミュニケーションが生まれる場所。まさに廊下という流動的な場所で体験できることから「廊下音楽(Hallway Music)」と名付けられている。
初回となる今回は、国内外での音楽公演をはじめ、多数の音楽制作を行う音楽家・アーティスト 蓮沼執太によるアコースティックライブのほか、フェンダーローズピアノをメインとしたきらびやかな世界観の楽曲で海外からの注目度も高い猪野秀史 (INO hidefumi)によるステージなど、バリエーション豊かなラインナップとなっている。廊下ゆえに入場無料だが、会場近くの飲食店舗では、音楽を聴きながら飲み物や軽食の販売もあり、心地よい音楽の中で、麻布台ヒルズの絶品グルメを堪能しながら月末の金曜日の夜を過ごすのも一興かと。
会場は廊下ステージEastと廊下ステージWestがあり、Eastでは蓮沼執太、猪野秀史 (INO hidefumi)、〈新種のImmigrationsB〉が出演、WestではHIRAKU YAMAMOTO、カニエ・ナハ、AYANE SHINOが出演予定(出演時間は下記)。また、数々のデザイン賞を受賞している、新進気鋭の建築家・津川 恵理が会場全体の空間構成を手掛けている。
なお、主催する麻布台ヒルズによると、様々な文化に触れられる街づくりの一環として、月末の金曜日を「廊下音楽」イベントの定期開催を予定している、という。
▲【廊下ステージ east】左から、蓮沼執太、新種の ImmigrationsB、猪野秀史 (INO hidefumi)
▲【廊下ステージ west】左からHIRAKU YAMAMOTO、AYANE SHINO、カニエ・ナハ
▲タイムテーブル
■アーティストの紹介など、詳しくは下記をご覧ください。
廊下音楽 | 麻布台ヒルズ – Azabudai Hills