プレイバック柏「そして、新しい物語へ…」をレポート。あの円盤から柏を見渡してみた!【柏市】
約半世紀にわたって柏駅前のシンボルだった旧そごう柏店の建物内で、5月18日〜20日に解体前のお別れイベントが開催され、多くの人が集まりにぎわいました。
筑波山や東京スカイツリー、手賀大橋も
当初の予定より大幅に増やした4000人の定員に対し、応募数は実に3万7000人をオーバー。
市民の関心の高さがうかがえます。
初日のオープニングであいさつをした太田和美柏市長も、入学式や卒業式、バレンタインデー、父の日など、ライフイベントごとにそごう柏店を訪れた思い出を語りました。
建物内では、駄菓子屋、射的やヨーヨー釣りなど本格的な屋台が約40点出店した「えきまえこどもえんにち」や、全身白タイツの市職員を目がけて水鉄砲を発射する「ペンキShoot Battle!」が行われ、子どもたちは大はしゃぎ。
「つづくをつなぐ柏の写真展in柏駅前」では、柏駅周辺の今と昔の写真が展示され、訪れた人が在りし日を懐かしんでいました。
14階にある円盤状の回転展望レストランからは筑波山や東京スカイツリー、手賀大橋などが見渡せ、眺望の良さに感動。
「柏の葉の方はビルが増えたわね」と語る人もいました。
柏っ子のパッパラー河合さんも登場!
20日の夕方には、駅前デッキ(旧そごう柏店前ステージ)にサンプラザ中野くんとパッパラー河合さんが登場。
名曲「大きな玉ねぎの下で」「Runner」、そして太田市長のリクエストに応えて「KASHIWAマイ・ラブ」を披露しました。
生まれも育ちも柏のパッパラー河合さんは、「通学時に建物の基礎ができるところから見ていました」「19歳の時に父親に礼服を買ってもらい、今でも着ています」と、そごう柏店の思い出を語り、ライブ後には振り返って円盤レストランを見上げ、別れを惜しんでいました。