深夜時間帯に「特急」新設など 阪神2025年2月ダイヤ改正
阪神電鉄が2025年2月22日(土)にダイヤ改正を実施します。大阪・関西万博の開催に先立ち、平日昼間の「快速急行」増発や深夜大阪梅田発の特急新設などが盛り込まれました。
ダイヤ改正のポイントは次の4点です。
(1)平日昼間時間帯の 「快速急行」の増発
(2)昼間時間帯の「快速急行(神戸方面)」の所要時間短縮
(3)昼間~夕方時間帯の 阪神なんば線「普通」(準急・区間準急を含む)の10分間隔化及び尼崎における本線接続列車の「急行」(一部は快速急行)への統一
(4)大阪梅田24時00分発の「急行」を「甲子園行き」から「御影行き」に延長、大阪梅田24時15分発の「特急 神戸三宮行き」を新設
◆平日昼間時間帯の 「快速急行」の増発
平日昼間時間帯の「快速急行」(大阪難波~神戸三宮間)は毎時2本から3本に増発。西九条、九条、ドーム前や大阪難波、近鉄線方面への乗り換えなしの直通列車が増加します。
快速急行の1日の運転本数は、神戸三宮→大阪難波間が6本増えて47本に、大阪難波→神戸三ノ宮間は5本増えて41本となります。また、これにあわせ「急行」も大阪梅田~西宮間、大阪梅田~尼崎間を各20分間隔として「西宮行き」「尼崎行き」を交互に運転します。
◆昼間時間帯の「快速急行(神戸方面)」の所要時間短縮
平日・土休日昼間時間帯の下り(神戸方面)「快速急行」の停車時間などを見直し、大阪難波から神戸三宮への所要時間を平均43分から41分に短縮します。
◆昼間~夕方時間帯の 阪神なんば線「普通」(準急・区間準急を含む)の10分間隔化など
平日・土休日昼間~夕方時間帯の阪神なんば線「普通」の運転間隔は、現行ダイヤでは最大13分ほど開いていますが、新ダイヤではおおむね10分間隔とします。また、尼崎における本線との接続列車を「急行」(一部快速急行)に統一することでパターンダイヤとします。
◆特急新設で大阪梅田・大阪難波エリアの滞在時間拡大
神戸三宮への帰りの最終列車について、大阪梅田24時15分発を新設(30分繰り下げ)します。また大阪難波23時55分発との接続を取ることで、大阪梅田・大阪難波エリアの滞在時間を拡大します。
なお、新設する「特急 神戸三宮行き」は、御影で各駅停車との接続はありません。 特急が通過する石屋川~春日野道間の各駅への最終列車は 、 大阪梅田23時45分発「特急神戸三宮行き」(御影で各駅停車に乗換え)から変更
はありません。
時刻表は2025年1月上旬から阪神電車ホームページへ掲載。
(画像:阪神電鉄)