効果的な情報発信学ぶ 山北中で記者らが授業
山北町立山北中学校で1月28日、同町役場広報紙製作担当職員による出前授業が開かれた。
同校では、総合的な学習の時間において「町興しのために自分たちに何ができるか」をテーマに設定。町について情報発信するための手法として、取材や効果的な記事作成等について学びを進めている。これまでに株式会社タウンニュース社、株式会社神静民報社にも授業を依頼し、ウェブ記事や新聞づくりの授業を受けてきた。
この日は保護者向けの中間発表会のポスターづくり。町職員は「タイトルは大きく、写真や図を使って」などと説明した。計3回の出前授業を受け生徒からは「誰にでも伝わる文章を書く大切さを感じた」といった声が聞かれた。また、高野大介教諭は「生徒が作成したウェブ記事や新聞、ポスターを見ると、客観的に物事を捉え、文章化する力が培われた」と話した。