100年以上続く東京の老舗の味が結集!アベンジャーズみたいなピーセンセット
年齢を重ねるとともに、日本の文化、江戸の伝統に強く興味を持ち始めました。時代物の小説を読むことから始まり、歌舞伎の観劇、昨年は着物の着付けも習うように。日本に訪れる海外の方も増え、折に触れ日本の魅力を再認識するようになりました。
そんな中で、尊敬する先輩からいただいたのが榮太樓總本鋪の「東京暖簾めぐり(ピーセン詰合せ)」。ご存じのとおり榮太樓總本鋪は1818年(文政元年)創業の銘店で、江戸の伝統に加え新しい創意工夫を凝らしたお菓子が人気です。
榮太樓には、きんつばなど銘菓が数多くありますが、こちらピーセンもそのひとつ。
もともとピーセンは1956年頃に「銀座江戸一」が販売を始め、元祖東京土産として一世を風靡したんですって。しかし会社が暖簾を下ろすことになり、これを惜しんだ榮太樓が1999年に受け継いだそう。もち米、ピーナッツ、揚げ油にこだわり、サクッと軽い食感と塩のうま味がたまらないですよね。
日本橋で200余年続く榮太樓は、伝統とともに時代の変化に合わせた新しい菓子作りにも挑戦しており、自社ならではのオンリーワンや、あらためて”本物の東京土産作り”を目指したところ、元祖東京土産であるピーセンを「東都のれん会」に名を連ねる暖簾各社の協力により、懐かしくも新しい「東京暖簾めぐり」として作り上げま
した。
こちらは一箱に5種類の味が入っており、100年以上続く銘店のあの味が結集した夢のような詰め合わせになっています。それぞれの個性が、ピーセンという舞台で踊るとてもワクワクする商品なんですよ。これも世代を超えて続く老舗同士の信頼関係があってこその実現ですよね。
・あおさ海苔の香りが爽やかな、海苔とお茶の老舗「山本山」(1690年創業)の”あおさピーセン”
・上質な本枯節の旨味を存分にまとった食べる出汁、鰹節の老舗「にんべん」(1699年創業)の”かつお節ピーセン”
・山椒がピリッと効いた、香りと辛さが引き立つ特製七味唐辛子 「やげん堀」(1625年創業)の”七味唐辛子ピーセン”
・ゆずの風味とすっきり辛だれが特徴の「更科堀井」(1789年創業)の”ゆずきりピーセン”
・サクッとした食感、出来立て感のある香ばしさの「榮太樓總本鋪」(1818年創業)の”ピーセン”
これはもう江戸のアベンジャーズと言える最強ラインナップ!ちなみに、海苔好きの私は山本山の”あおさ”を使ったパッと広がる磯の香りにはまりました。それぞれお好みの味を探してみてくださいね。
サイズ感やお値段もお土産にちょうど良く、箱ごと渡しても、バラして渡しても喜ばれます。軽くて持ち運びしやすいのも良いですね。
青のパッケージにエッフェル塔が描かれたオリジナルのピーセンのデザインも欧風で素敵ですが、「東京暖簾めぐり」は袋にそれぞれの屋号が誇らしく刷られており、なんとも粋でイナセなんですよね。
いずれも老若男女問わず馴染み深くどこかホッとする味です。大人のおやつとして、またお酒のおつまみにもなります。老舗の歴史に思いを馳せながら、懐かしくも新しいピーセンでぐるっと味めぐりを楽しみませんか。
商品名:東京暖簾めぐり(ピーセン詰合せ)
販売:榮太樓總本鋪
文:お取り寄せの達人:TOMOKOさん(家庭料理研究家)