樋口楓「心に来たら野球ゲームをしてもらいたい!」ニューアルバム『GAME GIRL』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
9月28日のゲストは樋口楓さん!
ニューアルバム『GAME GIRL』について伺いました。
『GAME GIRL』はおよそ4年ぶりに発売するフルアルバム。全13曲を収録しています。「ゲームをモチーフに曲を作っていくというコンセプトだったので、普段どんなゲームをするだろうって考えました。野球やオンラインゲームをモチーフに曲作りたいと思って、じゃあどういうクリエイターさんにお願いしようみたいな感じで進めましたね」
5曲の新曲の中で樋口さんにとって新しいと感じたのは「『こんな良い時間に何してんねん!』。“ゲームあるある”をスタッフさんと一緒に出しあったんです。深夜ゲームしてたらお父さんに見つかってリセットされちゃったとか。歌詞に入れたりもしました!」
アルバムのリード曲『Reset and…』は樋口さんの想いが詰まった楽曲です。「去年のこの時期に声帯結節の手術をしまして。2ヶ月ぐらい完全休止していた時期で、まわりの人が自分のやるはずの案件をやっていたりして、『別に私がいなくてもまわるやん』みたいな気持ちになったんです。ちょっと落ち込んだ時にこの気持ちを忘れちゃダメだなと思ってメモにして、それを改めて曲にしようって歌詞を起こしてもらった楽曲。この業界でやっていこうみたいな覚悟も入っていますね」
安元さんが興味津々だったのが樋口さんが歌詞を書いているオンラインRPG「マビノギ」コラボ楽曲『MML』。「私、17歳なんですけど(笑)、お母さんのお腹の中ぐらいからやってたみたいな、それぐらい自分の中では唯一続けているゲームなので、この機会を頂けて凄くうれしかったです。youtubeで配信したり、何度かお仕事っぽいこともさせて頂いたことはあったんですけど、楽曲となると権利問題があって、ランティさんに入ってもらって作れた感じでした」
タイアップの楽曲をたくさん収録している『GAME GIRL』。2枚目のフルアルバムということで、ファーストアルバムの経験があったからこその“こだわり”を教えてもらいました。「いわゆる捨て曲にならないよう、全部立たせたいなという想いがありました。1枚目のアルバムの時もその気持ちで作ったんですけど、あの時はファーストシングルしか出していなくて、10曲ぐらい新曲を作って、めちゃくちゃしんどかったんです。今回は新曲5曲で、ゲームというコンセプトに絞って考えたから、めっちゃ作りやすかったです」
そして「ふぁんも」で初解禁してくれたのが『Feel it now』。「乙女ゲームっぽいジャケットになっているアルバムのイラストをイメージした恋愛ソングです。瀬戸美夜子さんに作って頂いたんですけど、樋口楓に恋した乙女の曲を作ってもらいたいから、ちょっとイケメン風に、樋口楓を落とすつもりで書いてとお願いしました」
11月には台北、来年4月は東京・八王子でライブを開催する樋口楓さん。ニューアルバム『GAME GIRL』は樋口楓さんにとってどんな作品になったのでしょうか?「ゲームをやったことない人も、『GAME GIRL』を通して こういうゲームをやってみたいって思ってもらえるような。女の子ってあんまり野球ゲームしないイメージがあったりするので、この楽曲でちょっと心に来たら、ぜひ野球ゲームをしてもらいたいなと思うし、個人的にはマビノギしてもらいたい!」