【卵不使用】ヘルシー豆乳マヨネーズの作り方。ノンオイル版も！
豆乳マヨネーズの魅力は？
マヨネーズはそのままサラダに、他の食材・調味料と混ぜてディップや味付けにと、お役立ちの万能調味料。そんなマヨネーズの主な原料は「卵・油・酢」の3つ、塩や砂糖などで味付けしています。 中でも卵の「レシチン」という成分は、お酢と油の乳化を助ける働きがあるんです。ドレッシングのように分離しないのは、卵のおかげ。
さて、豆乳マヨネーズの原料は「豆乳・油・酢」に、同じ調味料を加えたもの。実は豆乳にも卵と同じ成分「レシチン」が含まれているため、トロリとクリーミーなマヨネーズが作れるのです。
豆乳マヨネーズの味は、豆乳特有のクセが無くちょっと軽めのマヨネーズという感じ。作り方はとてもシンプル！ぜひ、チャレンジしてくださいね。
豆乳マヨネーズの基本の作り方
豆乳マヨネーズを作ってみましょう。豆乳は、他の原料で調整されていない「無調整豆乳」がおすすめ。今回は基本のレシピなので、なたね油と穀物酢を使います。作り方をマスターすれば、米油やオリーブオイル、米酢やりんご酢など、自分好みの味が楽しめますよ。
材料（作りやすい分量）
無調整豆乳：50cc
なたね油：100cc
酢：大さじ1杯
砂糖：小さじ1杯
塩：小さじ1/2杯
作るときのコツ＆アイデア
豆乳は冷えたものを使い、手早く混ぜることで乳化しやすい（固まりやすい）です。豆乳の温度が高いと乳化しにくいので気をつかましょう。
油と酢は数回に分けて入れ、そのたびにしっかりと混ぜ合わせトロミが増すのを確認しつつ加えましょう。一度全部に入れると、乳化しにくいです。
豆乳・油・酢の分量ををアレンジしすぎると乳化しないので、注意しましょう。
電動ハンドミキサーやプレンダー・ミキサー・フードプロセッサーで混ぜる方法もあり、楽に上手く乳化します。材料を大きめのビンやシェーカー入れて振る方法でも作れます。
作り方
豆乳・砂糖・塩を混ぜる
ボウルに冷えた豆乳と砂糖・塩を入れてよく混ぜます。
油を加えて混ぜる
油を3回に分けて入れながら手早く混ぜます。サラサラだったのが、少しもったりとします。
酢を加えて混ぜる
酢を数回に分けて入れながら、5分ほど手早くしっかり混ぜると乳化してトロミがつき、豆乳マヨネーズの完成です。
ノンオイルの豆乳マヨネーズレシピ
ノンオイルの豆乳マヨネーズレシピもご紹介します。こちらは豆乳のたんぱく質を凝固させるお酢の働きを利用して、オイル無しでもトロリとしたマヨに変身。さっぱりと軽い味わいが魅力です。材料を混ぜるだけなので、コツは基本の豆乳マヨネーズをご参考に。仕上げにレモン汁・白コショウ・マスタードなどで風味づけをしても◎
材料（作りやすい分量）
無調整豆乳：50cc
酢：大さじ2杯
砂糖：小さじ1杯
塩：小さじ1/2杯
作り方
豆乳・砂糖・塩を混ぜる
ボウルに豆乳と砂糖・塩を入れてよく混ぜます。
酢を加えて混ぜる
酢を加えて5分ホイッパーでまぜると、ふんわりとしたトロミのある豆乳ノンオイルマヨネーズのできあがり。
どのくらい日持ちする？保存方法は？
手作り豆乳マヨネーズは、冷蔵庫で1週間～10日ほど日持ちします。材料に生卵を使う自家製マヨネーズの2日程度より長いので、豆乳マヨの方が余らずに使い切れそうです。
そうはいっても油断は禁物、清潔な容器での保存がポイントです。ふた付きのピンや密閉容器を熱湯で消毒し、残った水分はキッチンペーパーで拭いてからマヨネーズを移し替えましょう。豆乳マヨは少量でも作りやすいので、こまめに作るのがおすすめです。
欲しい分だけパパッと手作り♪
豆乳マヨネーズとノンオイル豆乳マヨネーズの作り方をご紹介しました。材料・計量・工程、全部シンプルです。「しっかり混ぜること」「よく冷えた豆乳を使う」「配合をアレンジしすぎない」のがポイントです。今回は泡だて器を使って作りましたが、ブレンダ―やミキサーなどを使えばさらに上手く乳化できて、あっという間に完成しますよ。
ヘルシーでまろやかクリーミーな豆乳マヨネーズ、あなたもぜひチャレンジしてみてくださいね。
ライター：suncatch（食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル/薬膳コーディネーター）
