文化活動支える拠点 湘南信金「ホールくりはま」再開
湘南信用金庫久里浜支店3階にある「ホールくりまは」が9月7日、改装オープンした。同金庫の創立100周年記念事業の一環。座席の幅を広くし、折りたたみ机を設置するなど、利便性を高めた。今後は地域の文化活動を支える拠点として機能していく。
同日にはこけら落としとして、横須賀市内在住の音楽家でピアニストの渡邊知子さん、バイオリニストの達徳さん親子がステージに立った。
同ホールは1987年の開館以来、ジャズやクラシックコンサートのほか、市民芸能の発表の場として広く利用されてきた。久里浜商店街の主催で特撮映画『ゴジラ』シリーズ第1作の上映会が開かれたこともあったが、2011年4月から設備の老朽化を理由に使用を休止していた。
あいさつで同金庫の鷲尾精一理事長は「多くの人に有意義に使ってもらいたい」と話した。
非営利の活動のみ市民や団体に貸し出す。各支店で申し込みを行う。