毎回、同じつわり!? 経験から学ぶ「つわり」との関わり方
11歳女の子、8歳女の子、5歳男の子、2歳女の子の4人を育てるライターの“優空”です。
私個人としては「出産」の痛みよりも、妊娠中の「つわり」の方がキツかったように感じています。妊娠するたびに「次こそはつわりが楽でありますように!」と期待していましたが…。
今回は、そんな私の「つわり」体験をお話します。
この「つわり」は、いつまで続くの?
私が妊娠に気が付くきっかけは、いつも「つわり」でした。まず数日間の微熱が続いて体がだるくなり、その後24時間、車酔いをしているような感覚になります。そこで「あ、つわりが始まった。妊娠したんやね、これは…」と気付くのです。
つわりの一番の怖さは、いつ終わるのかわからないという点だと私は思っています。出産は、多少の前後はしても予定日があるので安心です。しかし、つわりは妊娠3ヶ月で終わるのか…、はたまた5~6ヶ月で終わるのか…、出産直前まで続くのか…、誰にもわかりません。
毎朝、目が覚めるたびに「気持ち悪い。まだ、私のつわりは終わっていないのね」と、心も体もへこんでいたのを、昨日のことのように覚えています。先が見えないことが、こんなにもつらいものだとは思っていませんでした。
出産のたびに「つわり」の経験値がアップ!?
私のつわりは、とにかく何か食べていないと気持ち悪くなる、いわゆる「食べつわり」でした。おのずと普段より食べ物を摂取してしまうので、体重のコントロールが難しく苦労しました。
1人目の時は、つわりの気持ち悪さから逃げ出したくて、常にサンドイッチやおにぎりなどを食べていました。当然、体重が増えて大変でした。そのため、2人目以降は、飴やガムを口にするようにしました。おかげで体重を増やさずに気持ち悪さを落ち着かせることができました。
しかし、友人がこの方法でつわりを乗り越えようとした時、血糖値が常に高くなり、健診で注意を受けたそうです。そこで私が試したのは、手作りの寒天ゼリーです。いくら食べてもカロリーが低く、甘さも自分で調整できるため、罪悪感なく食べることができました。私にとって、手作り寒天ゼリーがつわり対策のベストでした。
最終的には妊娠7ヶ月頃まで続いた「つわり」
つわりは、同じ人でも妊娠するたびに症状が異なるケースがあるようです。しかし、私に関していえば、4回の妊娠すべてが「食べつわり」でした。
妊娠初期から7ヶ月ごろまで続くつわりは、正直なところ本当につらかったです。しかし、若干は心の余裕ができるのか、1人目よりも2人目、2人目よりも3人目、3人目よりも4人目と、徐々につわりをやり過ごす方法が上手くなっていったのではないかと自負しています。
何事も「経験が大事」「後で振り返ったら良い経験だった」と言いますが、私にとってつわりは、長くつらい修業と同じでした。二度と経験したくないものです。あまりつわりのないマタニティライフを過ごせる人が、とても羨ましいと思ってしまいます。初めてのつわりということもあり、1人目が1番つらかった印象があります。1人目は、予定日より2週間遅れて妊娠42週目、体重3260g、身長50cmで出産しました。
ほかの3人も予定日より遅れての出産となりましたが、体重2600g~3700gの健康優良児です。赤ちゃんとの出会いは、何度経験しても感動するものがあります。しかし、「つわり」に関して、私の本音は…「二度と御免!」です。
[優空*プロフィール]
長女、次女、長男、三女の4人の子供の母です。現在は、在宅ワークをしながら社会との繋がりを保ち中。3食のごはんを作るだけで、1日が終わる毎日を送っています。子どもの笑顔を見て就寝するのが日課です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。