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遠藤葛原線が一部開通 式典に「渡り初め」も

タウンニュース

開通直後の道路を通行する警察車両

2021年度から整備工事を行っていた「遠藤葛原線」(葛原第1工区)の県道42号から葛原綾瀬線までの約560mが、24日に開通した。

遠藤葛原線は市西北部の「新産業の森地区」と「健康と文化の森地区」を結ぶ幹線道路。全線の開通時期は未定だが、完成すれば辻堂駅北口から綾瀬インターチェンジまでをつなぐことになり、北部の交通ネットワークの発展に期待が寄せられている。

同日、市は関係者への感謝と交通安全祈願、供用開始の市民周知を図ろうと開通式典を行った。式典には鈴木恒夫市長や市西北部総合整備事務所の中尾武所長など関係者が出席したほか、近隣住民も駆け付け、道路の完成を祝った。

あいさつに立った鈴木市長は「藤沢市は今年度市政85周年を迎えた。記念すべき年に道路の開通ができうれしく思う」と話し、「西北部にとって大きな意義のある道路。地元の皆さんにも親しみをもって利用してもらいたい」と期待を込めた。その後、関係者によるテープカットが行われた。

式典後には警察車両の先導で「渡り初め」が行われ、白バイやパトカー、市長を乗せた公用車などが道路を両端から交差するように走行し、道路が開通した。集まった人々はスマホで様子を撮影するなどして楽しんだ。

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