90年代のメロディに彩られた新作音楽劇『NINETEEEEN GRRRLZ’ 99』のメインビジュアルが解禁
2025年4月3日(木)~13日(日)六本木トリコロールシアターにて、『NINETEEEEN GRRRLZ’ 99(ないんてぃーんがーるずきゅうじゅうきゅう)』が上演される。この度、メインビジュアルとSTORYが発表された。
『NINETEEEEN GRRRLZ’ 99』は、1990年代のメロディに彩られた書き下ろしの新作音楽劇。タイトルには「結局終わらずもう一度繰り返されることとなった世界を、ガルルと唸りながら生き抜く女たち」という意味が込められている。脚本、演出にあたるのは、気鋭の劇作家・演出家、山崎彬。本作では、世紀末を軸に現代と過去が交錯する物語を、演者と観客の境界をなくしたインタラクティブな手法で描く。
オーディションで選び抜かれたキャストは、山口乃々華、水湊美緒、小山内花凜、長月翠、北野瑠華、木村彩音、月山鈴音、杉浦しづき、窪真理チャカローズ、仲沢のあ、倉持聖菜、まりゑ。幅広いジャンルで活躍する、個性豊かな顔ぶれ。
また、舞台制作は、東京で最も長い歴史を持つ劇場明治座が外部公演のために立ち上げた新会社、明治座プロモーションが担当。歌舞伎からミュージカルまで、150年以上続けてきた興行のノウハウを詰め込み、六本木トリコロールシアターで新しい作品に挑む。
本公演は、90年代のメロディ、歌、ダンスによりショーアップされた“デタラメな世紀末エンターテインメント音楽劇”。趣向を凝らした演出と胸に迫るパフォーマンスでおくるステージに期待しよう。
【STORY】
1999年7の月、オワルオワル詐欺のまま続いてしまった我々のセカイも、2025 年7月についにオワリを迎える!
幕が開き、舞台の上に現れた女はよく見る夢の話を語り出す。
それは 1999年7月に終わったセカイを生きる夢。
芝居のタイトルは「滅亡☆19QQ」。
演じる女を観ているのは、音を立てて崩れゆくヘイセイに嫌気がさす日々を送る女。
女は 2025年7月にセカイが終わることを夢見ている。
並行に存在するオワタセカイからやってきた女と、だらだら続いてしまったかつては羨まれたニッポンの未来を生きる女。
そんな女と女を、世紀末を彩った数々の楽曲を歌う別の女たちが取り囲み、やがてヘイセイとレイワがひとつになる。
これは、オワタ世界とオワラナカッタ世界を、ガルルと唸りながら生き抜くしかない女たちによる、世紀末デタラメ音楽劇。