あす23日の札幌は「ツルツル路面」に注意 北海道の天気予報/2025年1月22日更新
北海道のあす1月23日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
札幌のあす朝の路面予想
札幌市内の歩道の写真です。滑りやすそうですね。
今週は特に歩道や住宅街ではこんな感じの路面状況が続いています。
あす23日朝の札幌の路面の予想です。早朝は湿った雪が降って、氷の上に薄い水の膜ができそうです。
この状態というのは特に滑りやすくなるんですよね。
月曜の朝もかなりツルツルにになったのを覚えていますか?救急搬送された方も多かったですよね。
その日も、前の晩に雨やミゾレが降って、水の膜ができていたんです。
あす朝は、それと同じような条件になるので注意して下さい。
札幌だけでなく、23日夕方までの24時間降雪量を見ると、道北など広い範囲で、量は少ないですが湿った雪が降って路面状況が変わりやすくなりそうです。胆振地方の登別や伊達市大滝周辺、後志西部の黒松内町や島牧村周辺では10センチ前後と雪かきが必要になりそうです。
1月23日の北海道の天気と気温
23日の天気と気温です。
道央や道南を中心に雪や雨が降るでしょう。広く3月並みの気温ですが、朝は道北の内陸や道東方面で、この時期らしい冷え込みになります。
23日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝晩を中心に湿った雪が降ります。道南はお帰りの時間帯、傘があると安心です。日中は日が差して、4度くらいまで気温が上がります。
道北・空知です。
雲が広がり、午前中は留萌や空知地方で弱い雪が降るでしょう。最低気温は内陸で‐10度以下、日中は広くプラスです。落雪や泥はねにも注意が必要です。
道東・オホーツク海側です。
道東は雲が広がり、広尾で昼頃は弱いミゾレが降るでしょう。オホーツク海側は晴れる見込みです。朝は北見で‐15度など冷えますが、日中は気温が上がります。
1月23日からの北海道の週間天気予報
週間予報で見ていきます。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜は各地で雪が降ります。道北の雪は少ないですが、札幌は10センチくらい降るでしょう。土日はオホーツク海側でまとまった雪になりそうです。気温は高めで湿った雪となるでしょう。
つづいて、太平洋側です。
金曜は道東を中心に雪で、十勝南部など多いところで20センチ前後の雪が降りそうです。気温はこの先も朝晩はマイナス、日中はプラスで路面状況が変わりやすくなります。
1月23日の札幌の朝昼晩の天気
23日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
朝はもんすけが転びそうになっていますね。
歩道など氷の上に湿った雪が降って滑りやすくなりそうです。時間にゆとりを持って出かけましょう。
日中は天気の崩れはなく、気温も高めで経過します。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※22日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU