平塚市立旭陵中吉村瑚夏さん 強打で狙うは日本一 女子野球県選抜で全国へ
神奈川県中学生女子軟式野球の選抜チーム「神奈川やまゆりクラブ」所属の吉村瑚夏さん(平塚市立旭陵中学3年)が、8月23日(金)から京都で開かれる全日本中学女子軟式野球大会に出場する。
昨夏のセレクションに落ちてしまった吉村さんは一念発起。「このままじゃ打球を飛ばせない」と食事・筋力トレーニングを増量。10kg以上体重を増やし、パワーヒッターに成長した。今年5月に行われたセレクションでは県内から約40人の精鋭が集結。ホームスチールなど目に留まるプレーを心がけ、念願の25人のメンバーに選ばれた。
肩が強く、打球の飛距離にも自信がある吉村さんは、代表チームではショートとピッチャー、そして5番の打順を任されている。
野球部顧問の森義浩さんは「長打力と力強いピッチングが持ち味」と評し、大原小時代から知る外部指導者の露木陽介さんは「チームを引っ張っていくムードメーカー。プレーヤーとしてもここぞという時に活躍してくれる」と激賞した。
吉村さんは全国へ向け、「バンバン打ってプレーで投手を支えたい。チームを日本一に導き、女子野球の魅力も広めたい」と力を込めた。