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【個性派テーマカフェ5選】静岡県内に続々誕生! おしゃれ系からナゾの店までお気に入りを一挙紹介

アットエス

独自のコンセプトや雰囲気が魅力的!お気に入りのカフェを厳選

<目次>

・展望レトロ喫茶  桃山館(熱海市)
・模型製作喫茶  ギブバース(静岡市清水区)
・重機カフェ ・Creuser(クルージー)(静岡市葵区)
・秋山毛糸店(静岡市葵区)
・揚子江美術館(藤枝市)

お得なことや楽しい情報が大好きなフリーカメラマン、望月やすこです。今回は静岡県に続々と登場している個性派テーマカフェ5選。おしゃれ系からナゾめいた気になる店まで紹介しちゃいますよ~。※価格は税込

遊べる昭和喫茶「展望レトロ喫茶 桃山館」

まずは、8月のオープン時にも紹介した「展望レトロ 桃山館」。熱海にできた昭和レトロがテーマの喫茶店です。

赤い絨毯(じゅうたん)にシャンデリア・観葉植物というTHE純喫茶の店内や、ピラフに目玉焼きとナポリタン、エビフライまでのった「熱海エビフライトルコ0.5人前」1280円など、昭和感満載の雰囲気や料理がすっごく楽しめちゃうカフェなんです。

さらにすごいのは、本物の懐かしの昭和遊具があるところ。アーケードゲームや乗り物遊具・スロットカーなどが現役で遊べます。

おまけに、おもちゃ釣りやかたぬきが楽しめるお祭り広場まであるので家族旅行の時に行ったらだいぶ盛り上がりました。屋上からの展望も最高なんですよ。

<DATA>
■展望レトロ喫茶  桃山館
住所:熱海市桃山町1-5 
電話:0557-29-6488
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜日
駐車場:車6台、バイク5台

マニアック!だけど飲べ物も美味なのがうれしい「模型製作喫茶 ギブバース」

その名の通り、「模型が製作できる喫茶店」。正直、私はプラモデルのことが全く分からないのですが、この店なら行く!! なぜなら食べ物がちゃんとしているから。マニアックな店って、料理や飲み物のメニューは二の次ってこともありますが、ここのメニューは「食べたい!」と思わせるものばかりです。

こちらは名物の「揚げパン」250円。ミルメークとセットで350円です。懐かしいー。

他にも「ナポリタン」や「クリームソーダ」があったり、駄菓子も売ってたり。そして店名にもある「模型製作」はというと…

店内奥の専用スペースで作業が可能です。

さらに個人で製作したプラモの展示コーナーもあるなんて、プラモ好きにはたまらない空間ですよね〜。何よりプラモデルのまち静岡に、こういうお店がやっと!できたことが誇らしいですよね。県外の人も案内したい!

<DATA>
■模型製作喫茶 ギブバース
住所:静岡市清水区大沢町4-1
電話:054-397-7979
営業:平日11:00〜21:00(※6月からは夏時間12:00〜22:00)、土日・祝日10:00〜20:00(夏時間10:00〜22:00)
定休日:木曜日
駐車場:4台
https://www.instagram.com/givebirth223/
 

重機がコンセプトだけど超お洒落「重機カフェ・Creuser(クルージー)」

「重機をテーマにしたカフェがオープンした!」と聞いて、「またまたそんな思いつきのコンセプトカフェ作っちゃって」と思って出かけてみたら、重機土木工事「前田重工業」の本社1階にできた本気の店でした。

外には本物のショベルカーのショベル部分(バケットと呼ぶらしい)が設置されていたり…

店内に置かれたテーブルの天板には、工事現場で働くいろいろな重機の写真が「カッコイイだろう~?」と言いたげに使われています。

「ドラム缶ゼリー」500円や「掘削パスタ」1500円など、建設現場らしいメニューも楽しいし、シミュレーションゲームの「重機でGO」で遊ぶこともできちゃう。子どもだけじゃなくて大人も納得のカッコよくておしゃれなカフェです。

<DATA>
■重機カフェ・Creuser
住所:静岡市葵区千代1-10-15 
電話:054-295-6090
営業:11:00~20:00
定休日:水曜日
駐車場:15台
https://www.instagram.com/cafecreuser

コーヒースタンドがあるニットの店「秋山毛糸店」

こちらはハンドドリップのコーヒーが飲める毛糸店。家業の毛糸店を継いだ、コーヒーが大好きで編み物もできちゃう店主が淹れる一杯が評判です。店内の雰囲気はこんな感じで毛糸や編み物に関するグッズがたくさんあります。

お客さんの7割が毛糸を買ったり編み物をしたりするために訪れるのですが、私はカフェ認識で毎回「ドリップコーヒー」400円を飲む目的で行っています。そういう人が3割くらいいるそう。

店主お手製のジャムが付く「クリームビスケット」380円も大好き!席はカウンターが3席。いや4席?いい意味で店内が狭いので、みんなが仲良くなって楽しいんです。一人で過ごしたい人は端っこ席が1席(ここが4席目)あるから大丈夫ですよ。

以前こちらの店主ご家族の七五三を撮影させてもらったのですが、めちゃくちゃ可愛かったから写真を見て欲しい!それがこちらです!

店主の手作りニット衣装が素敵でしょう?ここまで素敵な作品を作るのは夢のまた夢だけど、セーターなどの穴あきを補修する「ダーニング」を教えてもらいたいなと考えてます。

<DATA>
■秋山毛糸店
住所:静岡市葵区材木町90
電話:054-271-7055
営業時間:10:00~17:00頃(金曜の営業日は19時まで)
定休日:水曜日ほか不定休あり
駐車場:2台
https://instagram.com/ichi_to_maru/
 

こじらせ"美術館館長"が作るエビチリのお味が…!!「揚子江美術館」

5選のラストに満を持して紹介したいのがこちら。美術館という名前が付いていますが、外観はがっつり町中華。

でも、店内はたくさんの名画が飾ってあって、でもメニューはやっぱり町中華という謎めいたお店です。

HPに「静岡県藤枝市にある揚子江美術館は、世界で初めての中華料理が食べられる美術館です。入館料はかかりませんが、お食事をしていただき、お代をいただいております」と不思議な文言が書いてあります。「一体何なんだ?」と行ってみたら、きちんと料理がおいしいお店でした。

じゃーん!こちら、「エビチリ定食」1200円のお味は、上品でエビがぷりっぷり。

麺類は細めのちょっと縮れた麺で、歯応えが良くスープが美味!

「こんなにちゃんとした料理を出すのになぜ美術館?どーしてこんなにこじらせているの?」と、店主、ではなく“館長”の内山さんに思い切って直球で聞いてみました。

すると「最初は普通の中華料理店だったけど、どんどん絵が大事になってきた。絵はほとんどがメルカリで買ったものだから高額というわけではないけれど、僕としては一度不要になった絵たちにもう一度命を与える場を作ったつもりでいる。この店は絵画にとっての楽園。だから子々孫々に繋ぎ、1000年後にも継続するために皆さん中華料理を食べに来て欲しい!」と熱い返しをされました。なるほどー。

実は、今まではグルメが趣旨の取材は全部お断りしていたそうですが、これからは美術館存続のために受けていきたいそう。店主の内山さんいわく、今回のこの取材がグルメ初取材だそうです!

場所は、藤枝バイパス仮宿を降りてすぐの、みんな大好き洋食「ピエール」前にあるコンビニの裏手。まさかここにあったとは!という分かりにくい場所ですが探して行ってみてください。

駐車場にあるやり過ぎ「揚子江カー」も一見の価値あり。「中華を食べて藤枝の"美術館"を守ろうー!」

<DATA>
■揚子江(ようすこう)美術館
住所:藤枝市仮宿1615-2-2
電話:054-271-7055
開館:11:00~14:00(13:30L.O.)
休館日:月・火曜
駐車場:7台
https://www.yousukou-bijutsukan.com/

というわけで、県内に続々誕生中の個性派テーマカフェ、いかがでしたか?興味のなかった世界でもおいしい物が飲んだり食べたりできる店なら行きやすいですよね!ぜひ足を運んでみてください。

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