ラジオから音、驚き 菅会館で小学生が手作り〈川崎市多摩区〉
菅会館で1月13日、「かんたんラジオおもしろ工作」と銘打った企画が行われた。親子3組が参加し、ラジオを組み立てた後、白い段ボールのラジオケースにデザインを施していた。
ものづくりの楽しさを知ってもらいたいと、菅町会が主催した。子どもの頃からラジオ作りなどの電子工作が趣味だったという同会副会長の大塚高道さんが講師を務めた。完成したラジオから音が鳴ると、児童は満面の笑顔を見せていた。木村優志さん(6)は「音が鳴ってびっくり。海と虹も描いて楽しかった」と振り返った。谷澤大透さん(12)は「妹にプレゼントするので、色はカラフルにした。初体験だったので、とても楽しかった」と話した。
大塚さんは「子どもたちの喜んだ顔がすごく良かった」とほほえんだ。同会青少年部部長の黒田良子さんは「ものづくりの楽しさを感じてもらえた企画になった」と思いを語った。