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■堂島ロールが有名なモンシェール　地域限定のロールケーキ発売

人気ロールケーキ「堂島ロール」が有名で、静岡市にも店舗を構えるモンシェールが4月25日から「ご当地ロール」の販売を開始した。全国7つの地域の食材を生かしたエリア限定の商品で、静岡からは「安倍川もちロール」が登場。ゴールデンウィークのお土産にもピッタリだ。

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大阪市に本社を置くモンシェールは、看板メニュー「堂島ロール」で知られている。堂島ロールは、しっとりと焼き上げた卵風味豊かな生地で北海道産の生乳を主に使用したモンシェールオリジナルのクリームを包んだロールケーキ。生乳の香りとコクをそのまま感じられるクリームは、生クリームが苦手な人にも好評な軽い味わいに仕上げているという。

静岡県内では、昨年11月にJR静岡駅構内の「アスティ静岡」にオープンした「モンシェールカフェ」で堂島ロールを購入できる。このカフェはランチやアフタヌーンティーも味わえる全国初の業態で、アルコール類もそろえている。

4月25日からは、静岡市の店舗を含めて全国7つの地域で数量とエリアを限定した「ご当地ロール」の販売がスタートした。「旅先でのちょっとしたご褒美に」、「地元の新しい魅力発見に」という思いを込めた今回の新シリーズは、各地域のモンシェール自社アトリエ（厨房）で手作りされ、鮮度と素材感にこだわったという。ここでしか味わえない“ご当地ならでは”のロールケーキとなっている。

■静岡の店舗は「安倍川もちロール」　北は札幌から南は博多まで

モンシェールカフェ静岡店の店舗限定で販売されるのは、静岡市の名物「安倍川もち」をイメージした「安倍川もちロール」。生地にきな粉を練り込み、くちどけの良いクリーム、もちもちの求肥、そしてなめらかなこし餡を丁寧に巻き上げた。上品でどこか懐かしい味わいが特徴で、価格は2484円（税込み）となっている。

静岡市以外の「ご当地ロール」のラインナップは以下の通り。北は札幌、南は博多まで地域の特色を生かした商品をそろえている。

【ご当地ロールラインナップ】

＜生キャラメルフロマージュロール（札幌限定）＞
北海道産のクリームチーズを生地とクリームに合わせ、自家製の生キャラメルソースを使った濃厚でコクのある味わいのロールケーキ。まろやかなクリームチーズと香ばしくコク深い生キャラメルが口の中で心地良くとろける。

＜湘南ゴールドロール（関東限定）＞
米粉を使ったもちもち食感の生地でモンシェールオリジナルクリームをひと巻きしたロールケーキに、神奈川県産湘南ゴールドの果汁でつくったゼリーを合わせた。甘酸っぱくフルーティーな味わいに仕上げている。

＜あんバターロール（名古屋限定）＞
名古屋名物のあんバターをロールケーキにした一品。風味豊かに炊き上げたつぶ餡と口どけの良いホイップバターに、八丁味噌風味のカスタードをアクセントに加えた。甘さとコクの絶妙なバランスを楽しめる。

＜ミックスジュースロール（大阪限定）＞
大阪名物のミックスジュースを生地とクリームに合わせ、中央にはミックスジュース風味のカスタードをしぼった。ミックスジュースのフルーティーでどこか懐かしい味わいとなっている。

＜きび団子とジャージー牛乳プリンロール（岡山限定）＞
ジャージー牛乳のプリンを包んだロールケーキに、もっちり食感の求肥をのせてきな粉をふりかけた。プリンの濃厚なコクに、ほのかなきび団子の風味も味わえる。

＜いきなり団子ロール（博多限定）＞
もちもち食感の求肥に、ほくほく甘いサツマイモの甘露煮と炊き上げたつぶ餡を、モンシェールオリジナルクリームにしのばせた。熊本名物いきなり団子の素朴でやさしい味わいをご堪能できる。

ご当地ロールは堂島ロールをベースに、地域それぞれの食材を巻き上げている。モンシェールが強みとして打ち出す「ユニークな発想」、「鮮度へのこだわり」、「手作りの努力」を活かした企画となっている。

（SHIZUOKA Life編集部）