こどもみらいフェス 外遊びが5年ぶり復活 会場は「セン南」砂の広場〈横浜市都筑区〉
コロナ禍を経て、５年ぶりに子どもたちの歓声が駅前広場に戻ってくる―-。｢子どもが主役の子育て｣｢もっと自由に外遊び｣をコンセプトに２０１４年に始まったイベント｢こどもみらいフェスティバル｣が10周年を迎えた。今年も６月８日（土）にセンター南駅前｢砂の広場｣で、15日（土）に都筑公会堂で開催する。主催は同フェスティバル実行委員会(石飛智紹実行委員長）。
｢気づき｣親子で
こどもみらいフェスは、自身も３児の父である石飛さんが区内でプレイパークを開催したり、子どもの心に寄り添う保育を続ける団体や施設などを多くの子育て世代に紹介したいとの思いから始めたイベント。センター北駅の芝生広場に「子どもたちの『遊びたい』という心をくすぐる」仕掛けとして、大きな竹製のジャングルジムを設置した。石飛さんは「子どもたちが自分の責任で大胆に遊べる場所を提供し、保護者には子ども自身の育つ力を実感してほしかった」と意義を語る。フェスでは外遊びに加え、子育てに関する講演会も開催してきた。
子育て・子育ち
新型コロナの影響で20、21年は中止、22、23年は講演会のみの開催だったため、屋外での｢外遊び｣は５年ぶりとなる。センター北駅の芝生広場は、コロナ禍を経て、大掛かりな遊具の設置ができなくなったため、今年は会場をセンター南駅前の｢砂の広場｣に移転。｢あそびのマルシェ｣と題し、竹細工や段ボール遊び、米袋を使ったバッグづくり、科学工作などの外遊びを中心に複数のワークショップが並ぶ。飲食ブースもあり。午前11時から午後４時。参加無料。
翌週の６月15日には、フェスの実行団体の一つでもある保育施設りんごの木子どもクラブ代表で絵本作家の柴田愛子さんの講演会「悩み多きパパママへ、心が軽くなる子育てアドバイス」と子ども向けの音楽や体操を作る２人組の音楽ユニット「ケロポンズ」のファミリーライブが都筑公会堂で開催される。柴田さんの講演会は午前10時30分から。入場は無料だが事前の申し込みが必要。ケロポンズのライブは午後３時30分から全席指定席で２２００円。チケットはファミリーマート、イープラスなどで購入可能。問合せは【メール】kodomomirai-fes@nifty.com。
