自民党裏金疑惑 怪しいのは議員と秘書で100人はいる！
裏金の総額と疑いのある議員が日に日に増えていく自民党の裏金疑惑。12月12日の「くにまる食堂（文化放送）」では、ジャーナリストの二木啓孝さんに最新情報を伺った。
二木「私が聞いてる最新情報でいうと、国会が13日に閉じます。14日から検察は一斉に家宅捜索に入ります。5派閥やりますけど安倍派がメインです。今、大体、議員と秘書で怪しいなぁというのが100人！」
邦丸「そんなにいるの！？」
二木「これを呼ぶんです。家宅捜索をして地検特捜部の事務官室の広い大会議室にブツを置きながら、今度は任意で秘書と議員を呼ぶわけです。中には事務総長というとんでもないトップの人も呼ぶわけです」
邦丸「事務総長は金庫番ですよね」
二木「『これどうですか？』なんて言いながら任意で調べる。その後は事務官が調べた帳簿の出と入りの差、出と入りの差を検察用語で“タマリ”っていうんですよ。この“タマリ”が出てきた後、『知らん』と言ったら拘束」
邦丸「へぇ～。家宅捜索して資料を押収して事務官の皆さんが夜を徹するようにして“ブツヨミ”をして、検察官に『ココとココとココはおかしいですよ』と伝える。そして今度は『悪いことはしてないよ』と言ってるようなお偉いさんを地検に呼んで任意で調べる」
二木「『知らないよ、秘書がやったことだよ』って言うと今度は秘書を調べる。『あんた独断でこういうことやれるわけ？』って。“下から積み上げ方式”って言うんですね」
邦丸「ほぅ」
二木「どうやら地検特捜部は安倍派・清和会の事務総長が持ってる裏金についての一覧表を手に入れているらしい」
邦丸「現在で言うと高木国対委員長ですよね。高木国対委員長がキックバックをしてますよっていう一覧表を持ってる？」
二木「持ってる。それが検察に入ってるらしくて…。塩谷っていう座長が記者会見で『そういうことがあったよね』ってポロッと言っちゃったでしょう」
邦丸「（笑）」
二木「翌日に慌てて『精査します』って否定しましたけど。自民党の議員からすると『これまで5年、10年やってきたことなのに何で今頃検察はこんなことに手をつけたんだろう？』っていうふうに思ってるわけです」
邦丸「はぁ～」
番組では、この他にも二木啓孝さんが2023年に起きた社会問題について切り込んでいます。
