Yahoo! JAPAN

「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴの会計士の佐久間将司容疑者がインサイダー取引の疑いで逮捕

セブツー

Q&Aコミュニティ「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴの財務アドバイザーで会計士の佐久間将司容疑者(53)が、同社の株取引を巡って金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで逮捕されたことが明らかになった。エムズ・コンサルティングの代表でもある佐久間将司容疑者は、2022年4月ごろにオウケイウェイヴの重要事実をもとに同社株を売却した疑いが持たれている。

逮捕された佐久間将司容疑者は、監査法人トーマツを退社後、コンサルティング会社を設立し、香港にもグループ会社を設立するなど、インバウンド投資を行う外国人や日本人投資家に会計税務サービスを展開してきたという。オウケイウェイヴは佐久間将司容疑者の逮捕を受けて、現在の代表の体制下においては会社、役職員の関与はないとの声明を発表している。

オウケイウェイヴの2025年6月期の中間期決算は、売上高は9800万円(前年同期比24.8%増)、営業利益は8100万円の赤字(前年は1億6600万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純利益は7900万円の赤字(同2億2200万円の赤字)と赤字が続いている。通期決算も3期連続で最終赤字を計上している。
「OKWAVE」は、「Oshiete?Kotaeru!」の頭文字の「O」「K」をサイト名にしたQ&Aコミュニティだが、同社の杜撰な管理体制には「OK」ではなく「NG」だという声も上がっている。

【関連記事】

おすすめの記事