「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」より、ミュージカル・ラブコメの最高傑作『エニシング・ゴーズ』の場面写真が解禁
アメリカ・ニューヨークのブロードウェイで演じられる本場の舞台の素晴らしさを日本で身近に感じてほしいという思いから立ち上がった「松竹ブロードウェイシネマ」。
2017年の特別上映の成功を受け、2019年4月からシリーズ化。そして今回、トニー賞を総なめにした伝説の傑作ロングラン・ミュージカル3作品を「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」と題して10月31日(金)よりシリーズ上映する。
第1弾(10/31公開)は、恋と冒険が繰り広げられるミュージカル・ラブコメの最高傑作『エニシング・ゴーズ』。第2弾(11/14公開)は、アメリカ演劇の巨匠・ポーラ・フォーゲル渾身の原作&脚本の『インディセント』。第3弾(11/28公開)は、巨匠モーリー・イェストンが奏でる美しく壮大な音楽に、史実に基づいた『タイタニック』。
この度、本作のムビチケオンラインチケットを8月8日(金)より発売されることが決定した。そして今回、第1弾公開となる、『エニシング・ゴーズ』の場面写真が解禁となった。
『エニシング・ゴーズ』は、20世紀アメリカを代表する作曲家・作詞家であるコール・ポーターが作り出した楽曲の数々は、観客の心をつかむ名シーンが満載。華やかなダンス、ウィットに富んだ歌詞、そしてドタバタの展開が絶妙に絡み合う。豪華客船に乗り合わせたのは、ナイトクラブの歌姫、結婚を控えた実業家、犯罪者とその情婦など、多彩な旅客たち。
恋のすれ違いや、ギャングの変装などドタバタ劇がテンポよく展開する本作はミュージカル初心者でも十分に楽しめる。また劇中で観客を巻き込むような演出もあり、客席も豪華客船に乗り合わせたような錯覚を覚えるだろう。
♪「ユー・アー・ザ・トップ」((第一幕 冒頭)
主人公のリノ・スウィーニーはナイトクラブの歌姫。モテモテのリノながら、自分に気があると思っていたビリー・クロッカーに好きな人がいること知る。いつも自信満々なビリーなのに、恋に悩んで自信を失っている様子を見かね、励ましてあげるリノ。相手を褒めちぎるユーモラスな歌詞が続く、愛情と皮肉が絶妙に混ざった名場面。
♪「フレンドシップ」(第一幕)
リノとギャングのムーン・フェイスが、ありえない状況でも助け合うお互いの“友情”をコミカルに讃え合う人気のナンバー。2人が肩を組んだり、ふざけ合ったりしながら歌う場面が多く、観客との一体感が生まれる演出も見所でコール・ポーターのウィットとユーモアが凝縮された名曲を味わえる。
♪「オール・スルー・ザ・ナイト」(第一幕)
実業家の娘、ホープ・ハーコートは、母親が決めた相手と結婚を控えているが、ビリーとの恋をあきらめきれない。愛し合うホープとビリーがお互いの気持ちを確かめ合うように唄うロマンティックなデュエット。またジャズの大人の雰囲気に合わせて踊る社交ダンスにも注目。
♪「エニシング・ゴーズ」タップダンスシーン(第一幕 ラスト)
キャスト全員が舞台に集結し、タイトル曲「Anything Goes」に合わせて圧巻のタップダンスを披露。まさにエニシング・ゴーズ=“なんでもあり”のタイトル通り、自由な世界観を体現する瞬間で、観客のボルテージが最高潮に達する。
♪「ブロウ、ガブリエル、ブロウ」(第二幕)
リノが歌うゴスペル風の大迫力ソング。カリスマ性が大爆発。リノの強さ・華やかさ・スピリチュアルな一面がすべて詰まった名場面。リノを演じて、第65回トニー賞受賞、大スターのサットン・フォスターの真骨頂を感じることができる。