西武期待の高卒3年目左腕・羽田慎之介がプロ初先発 リーグ1位の得点力誇る強力ソフトバンク打線に挑む
最速157キロ左腕がプロ初先発
西武の高卒3年目左腕・羽田慎之介が2日に東京ドームで行われるソフトバンク戦で、プロ初先発のマウンドに上がる。
身長191センチの大型左腕は、東京・八王子高から2021年ドラフト4位で入団。直球の最速は157キロを誇り、二軍では7試合に登板(先発は6試合)して4勝1敗、防御率1.09、奪三振率9.55と圧倒的な成績を残し、5月11日に自身初の一軍昇格を勝ち取った。
一軍ではここまで中継ぎとして3試合に登板。プロ初登板となった5月14日の日本ハム戦(エスコン)で155キロを記録し、大器の片鱗を見せると、6月26日の日本ハム戦(大宮)では初三振を奪うなど1回を三者凡退に抑えてプロ初ホールドをマークした。そこから中5日で今日の登板に臨む。
今井達也や平良海馬ら同僚からもネクストブレイク候補として大きな期待を寄せられている羽田。リーグ2位の防御率2.63と安定感ある西武先発陣に、また新たなピースが加わるのか。若獅子サウスポーの投球から目が離せない。
昨季西武と好相性だった有原航平
一方、ソフトバンクの先発は有原航平。今季はここまで12試合に先発してリーグトップの7勝(3敗)を挙げ、防御率も同3位の2.01をマーク。11試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した6月25日のオリックス戦(京セラD大阪)でも、8回115球を投げて4安打2失点の快投で、自身4連勝を飾った。そこから中6日で今日の登板を迎える。
西武とは今季初対戦。昨季は4試合に先発して3勝1敗、防御率1.52と好相性で、主力の外崎修汰、源田壮亮の2人をいずれも0割台に抑えるなど、被打率.155と西武打線を手玉に取っていた。
2日の試合は「白のキセキ2024」の最終戦で、東京ドーム開催。右腕にとっては5月28日の巨人戦で6回3安打無失点に抑えるなど相性の良いマウンドだ。再びの好投でイベント最終戦を白星で飾ることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・金村尚真-ロッテ・C.C.メルセデス(エスコンF)
楽天・内星龍-オリックス・曽谷龍平(弘前)
【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-中日・小笠原慎之介(松本)
DeNA・石田裕太郎-ヤクルト・吉村貢司郎(横浜)
広島・森下暢仁-阪神・才木浩人(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部