箱根町大平台で「もちより祭」 住民による自主映画も 11月2日に開催
箱根町大平台で11月2日(土)、「箱根大平台もちより祭」が開催される。観光客が宿泊のために滞在するが「特色がない大平台地域」には日中の人通りが少なく、新しい誘客につながるイベントができないかと、地元住民が中心となって初めて企画された。
イベントは正午スタート。メイン会場の「大平台温泉旅館ともぎく」(大平台615)にはステージが設けられ、ジャズや昭和歌謡、オペラなどの生演奏が披露される。マルシェには焼き鳥やラーメンなど飲食店のほか、雑貨店や写真館が出店。そのほか、地元住民がガラクタから作った仮面やロボットのオブジェが展示される。イベントを通じて制作されたアート作品は、以後も同エリアに常設される。
「目玉は自主映画」と同祭実行委員会代表の安藤久雄さんは話す。地元住民が出演し、同エリアで撮影された映画『スーベムーホ』がもちより祭で初公開。上映は午後5時。安藤さんは「みんなが何かを『もちよる』ことで生まれるお祭り。多くの人に来場してもらえれば」と呼び掛けている。(問)安藤さん【電話】070・5412・0450