【許さない】はま寿司「大とろ祭り」に行ってみたら、大とろ祭りが開催できなかった話
先日、富山帰りの友人に聞いた話。ホタルイカって沖漬けか釜茹でが基本で生はないんだけど、富山県では刺身もあるらしい。で、その友人は生のホタルイカを食べるのを目的の1つに富山県に行ってきたという。ウマかったんだって。へー、ホタルイカってそうなんだ。
調べてみると、確かに鳥取県が公式サイトでホタルイカの生食についての注意喚起を掲載していた。色々条件があるらしい。ホタルイカについてあまり知らなかったけど、機会があれば生も食べてみたいもんですなあ。
……と思っていたら、2025年6月10日に開始したはま寿司のキャンペーン『大とろ祭り』のラインナップに「富山湾産 大振り生ほたるいか」がある! 普通にあるゥゥゥウウウ!!
・言ってよ
こんなネタがありながら、店内ポスターのキャンペーン名が単なる『大とろ祭り』なところに潔さを感じる。潔すぎて、むしろもう少し説明してほしいくらいだ。
キャンペーンのリリースを見ると、他にも「青森県産 大粒蒸しほたて」とか「一本穴子」とか「大えびフライ握り」とかラインナップがバラエティ豊富である。言ってよ。
だが、はま寿司 池袋グリーン大通り店でタッチパネルのフェアメニュー項目を見てみたところ、さらにビックリした。「数量限定 長崎県産 剣先いか」とか「宮城県産 とろいわしネギ味噌焼き」とかリリースにすら載ってないメニューがラインナップされてる。言ってよ~!
・大とろ祭り開催できず
たしかに「みなみまぐろ大とろ」が最安皿の税込143円なのは熱い。ゆえに、実際に大とろ祭りを開催する人もいるだろう。しかし、結果として私はこのキャンペーンにおいて「みなみまぐろ大とろ」を1巡目しか食べなかった。
2巡目で大とろに手が伸びないくらい、コスパが良い寿司が多かったのである。
フェアメニューのラインナップもこの量だ。全部食べるより、選んで食べたい人もいるだろう。そこで池袋グリーン大通り店で本キャンペーンの寿司を全部食べた私が、大とろよりリピったネタを以下にご紹介したい。
・富山湾産 大振り生ほたるいか(税込209円)
3皿食べました。ワタの旨みが濃厚で新鮮な味に濃いくち醤油が合います。友人が話のネタにするのも分かるなあ。
・山盛り炙りとろサーモンつつみ(税込209円)
本当にサーモンが山盛りでした。はま寿司に大盛のイメージはなかったけど、これはちゃんと山盛りでとろとろのサーモンを口いっぱいに頬張れます。
・山盛り赤えびつつみ(税込209円)
同じく、しっかり山盛り。赤えびだから、どうかなあと思ったんだけど、写真のイメージ通りの盛りでした。
・長崎県産剣先いか(税込209円)
身が分厚くてネタの大きさを感じたので、イカ好きはぜひ。
──以上。
次行くときはこの4つを中心に打線を組もうと思ったくらい。リリースに載ってないフェアメニューは店によってまちまちなので「長崎県産 剣先いか」が無い店舗もあるかもしれないが、もしラインナップされてたらオススメだ。しかし、今回その大とろ以外をリピりすぎた結果……
支払い額が3861円になった。
高え! 普段は2000円台なのに!! コスパに魅せられて支払額が多くなるという沼にハマっていたことに気づいて泣いた。おそるべし、はま寿司。
大とろ祭りを許さないはま寿司の『大とろ祭り』。ラインナップの豊富さゆえ、ポイントを絞るのが攻略の鍵であるように思う。だから、店内のポスターも『大とろ祭り』だけだったのかもしれない。そんなわけで、参戦する際の参考にしていただけると幸いだ。
参考リンク:PRTimes
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.