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日本のドラマに韓国俳優の出演ラッシュ!出たスター、出るスター7人

Danmee

チェ・ジウ ©Danmee

韓国俳優&女優が今、次々と日本のドラマに出演している。

韓国ドラマ界は、グローバル人気を誇るコンテンツとなった一方で、スターのギャラが急騰し制作費を圧迫。テレビ局は放送枠を減らし、OTTも投資を縮小しているという。

その理由もあってか。韓国俳優が、韓ドラに負けず劣らず大きな市場と人気を誇る日本のドラマまで活動範囲を広める動きを見せている。

制作者側にとっては、世界各国にファンを持つ日本のドラマに韓国の役者が出演するとなれば、ワールドワイドな話題性の獲得が期待できるなど、様々な思惑が一致しているようだ。

そこで本記事では、日本ドラマ出演ラッシュにいち早くのった韓国人スターを7人ご紹介。最近出た役者と、これから出ることが分かっている役者を集めた。

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ハ・ヨンス

1人目は、ハ・ヨンス。NHKの連続テレビ小説『虎に翼』(2024)に出演中だ。

日本ドラマ初挑戦作品だが違和感なく溶け込んでおり、韓国人留学生チェ・ヒャンスクを好演。なかでも流ちょうな日本語と、韓国仕込みの高い演技力、キュートなルックスが熱い視線を浴びている。

次期作はまだ決まっていないようだが、本作をきかっけに日本で第2の女優人生が幕を開けてもおかしくないほどの活躍ぶりだ。

チェ・ジョンヒョプ

2人目は、チェ・ジョンヒョプ。『Eye Love You』(TBS/2024)で二階堂ふみとW主演を務めたイケメン俳優だ。

年下の韓国人留学生ユン・テオを魅力たっぷりに演じて瞬く間に視聴者を虜にした彼は、ドラマの興行に大きく貢献。『Eye Love You』は、Netflixの週間ランキング(日本)で1位を獲得するという快挙を成し遂げた。

韓国ならではの愛情表現や韓ドラを彷彿とさせる胸キュンシーン、日本女性が思い描く韓国人男性像を見事に描き出している。

シム・ウンギョン

3人目は、シム・ウンギョン。昨年『100万回言えばよかった』(TBS/2023)で、脳神経内科医ハヨン役に扮し存在感を放っていた女優だ。

脇役であったものの物語をより一層盛り上げるキャラクターを演じ、たった一言のセリフで視聴者の好奇心を掻き立てたシーンが印象的。

これまでにも日本ドラマで活躍してきた彼女の姿を知る一部視聴者からは「さすが!」など、高い演技力を絶賛する声が上がった。

チェ・ジウ

4人目は、チェ・ジウ。7月7日にスタートする二宮和也主演の『ブラックペアン シーズン2』に出演することが分かっている。

病院と飲食店を経営する韓国人医師パク・ソヒョン役で、特別出演であるものの重要な役柄なのだとか。

主演女優として2017年までお茶の間を盛り上げていた彼女。結婚と出産を経て、『愛の不時着』(tvN/2020)など最近はカメオ出演が増えているが各作品で圧倒的な存在感を誇っており、『ブラックペアン シーズン2』での活躍も大いに期待される。

ハン・ヒョジュ

5人目は、ハン・ヒョジュ。2025年配信予定の日本のNetflixシリーズにキャスティングが決定している。

ロマンティックコメディー作品で、小栗旬をはじめ赤西仁や中村ゆりらと共演。正体を隠して生きてきた天才ショコラティエ役としてヒロインを務めるという。

Netflix映画『毒戦 BELIEVER』(2018)や『ロ・ギワン』(2024)などを手掛けた韓国の制作会社YONG FILM初の日本作品だ。

ファン・チャンソン

6人目は、ファン・チャンソン(2PM)。今年3月30日に全4話一挙放送された『純喫茶イニョン』(フジテレビ/2024)で日本ドラマ初主演を務めた。

彼が演じたのは、レトロな喫茶店の韓国人マスター。多くを語らず店を訪れたお客においしいコーヒーをいれる姿がかっこよく、徐々に正体が明らかとなっていく。

OSTまで担当しており、チャンソンファンにとっては見逃せない1作となっている。

オク・テギョン

最後は、オク・テギョン(2PM)。2025年配信予定の日本のNetflixシリーズ『ソウルメイト』で、磯村勇斗と共に主演を担当する。

磯村勇斗扮するリュウの命を救ったのをきかっけに、互いの痛みを癒し慰め合う関係へと発展する韓国人ボクサーのファン・ヨハン役だ。

数々の韓国ドラマで主演を務めてきたオク・テギョンが、どのような演技を披露してくれるのか期待される。

(ライター/西谷瀬里)

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