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【いちとなな】竹田市・城下町にオープン!店内で手作りした焼き菓子などの販売を行うテイクアウト専門店

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阿蘇山の火砕流でできた岩山の上に建ち、"難攻不落の城"と呼ばれた竹田市の「岡城」。
今回は、そんな名城の眼下に広がる竹田・城下町にオープンした焼き菓店『いちとなな』をご紹介します。

場所

『いちとなな』の店舗は、竹田市竹田町の田町入口交差点そば。
2024年6月まで、竹田市名物はら太餅の製造・販売を行う和菓子店「生長堂(せいちょうどう)本町店」が店を営んでいた場所にあります。

↓ JR豊後竹田駅 / 中九州横断道路 竹田IC方面

↓ 竹田市歴史文化館・由学館 / 国道502号線方面

お車でお越しの方は、「竹田市城下町交流プラザ 駐車場(有料)」をご利用ください。

「いちとなな」について

2024年10月5日(土)にオープンした『いちとなな』の営業日は土日祝日
営業時間や販売される焼き菓子の内容はInstagram(@ichi_to_nana17)にてお知らせしています。

店主は、大分市出身の大西末紘(まひろ)さん。
竹田市は大西さんの祖母が暮らした町で、幼い頃からよくお墓参りに訪れていたのだと言います。

そんな思い入れがある竹田市の、綺麗な町並みや温かい人、豊かな自然に心惹かれていた大西さん。
元々趣味だったというお菓子作りが評判を呼び店舗を持たず活動を行っていたところ、同市で開催されている「森のマルシェ」で焼き菓子を販売したことを契機に、現在の場所で自分の店を持つことを決めました。

今年に入り相次いで老舗が閉店し、多くの人が肩を落としていた竹田市。
そんな中大西さんは、「自分が感じたこの町の魅力を、もっと幅広い世代に伝えたい。この店が、竹田市の食べ物や豊かな自然、温かい人たちを知ってもらうきっかけとなり、城下町を盛り上げる呼び水になれば嬉しいです。」と話します。

店名の由来

『いちとなな』という店名は、大西さんが幼い頃から好きだったという絵本「1と7(しち)」(作:二宮由紀子/絵:高畠純/出版: ひかりのくに)に由来しています。
「1と7(しち)」は、呼び方や形が似ている数字1と7がケンカをし、他の数字たちによって自分では気づかなかった相手の見方を知り、仲直りするという小さな子どもたちを数字に見立てたような可愛らしい作品です。

自身の誕生日も1月7日ということで、1と7は大西さんにとって、ラッキーナンバーのような縁のある数字なのだそう。
店舗には店名の由来である絵本が置かれていました。

店内の様子

店内は、「生長堂」の頃からのショーケースなどをそのまま活かした懐かしさと温かみあふれる空間。

壁には竹田市直入町在住のクリエイター・陶芸作家 甲斐哲哉さんの描いた抽象画が飾られており、待ち時間も穏やかな気持ちで店内を楽しむことができます。

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メニュー

普段、製造から販売までを一人で行う大西さん。
焼き菓子を中心としたメニューについて、「見た目は"映え"ないが、甘さ控えめで原材料にこだわり、老若男女馴染みやすく、私自身も"好き"だと感じる味になっています。」と話します。

看板商品は、「季節のマフィン」「レモンケーキ」

「季節のマフィン」は、竹田市の名産・カボスなど、旬の食材を使ったものを作っており、それ以外にも「チョコレート(税込400円)」「オレンジとクリームチーズ(税込430円)」がありました。

また、もう一つの看板商品「レモンケーキ(税込360円)」は、国産のレモンを使用し、しっかりとした酸味と豊かな香りを楽しめるところが魅力です。
焼き菓子のラインナップは日によって変わりますが、全てに安心・安全な素材を使い、子どもから大人まで美味しく食べられる優しい味に仕上げられています。

また、私が訪れた日は「気まぐれドーナツフェス」が行われており、ショーケースには揚げたてのドーナツが並んでいました。

『いちとなな』に並ぶ焼き菓子やドーナツなどは、すべて店内で一つ一つ丁寧に手作りされたもの。

店舗前の看板にもその日の焼き上がり時間やイチオシ商品などが記されていますので、前を通った際には是非チェックしてみてくださいね。

また、焼き菓子と合うコーヒーなどもテイクアウトできます。
注文後1杯ずつ豆を挽き淹れてくれるのは、宮崎県の焙煎所から取り寄せた「RAKUGAKI COFFEE」。

訪れたお客さんたちからも、「まろやかな深煎りコーヒーなので、ここの焼き菓子とよく合い、ほっとする。」と大人気です。

購入商品の紹介

ここからは、私が購入した『いちとなな』おすすめ商品を3つご紹介したいと思います!

柿×クリームチーズのマフィン

まずは、先に紹介した「季節のマフィン」の中から「柿×クリームチーズのマフィン(税込430円)」

クリームチーズの濃厚な風味と塩味が、秋の味覚である柿の甘みを引き立てています。
また、伝統的な製法でつくりあげたなめらかで口当たりの良い北海道産「よつ葉バター」と、九州産の小麦粉を使用したマフィンは、ふんわり・しっとりとした食感が特徴的。パクッと一口食べた途端、その優しい美味しさの虜になってしまいます。

チーズと黒コショウのサブレ

続いては「チーズと黒コショウのサブレ(税込250円)」
男性人気も高いというこちらのサブレは、甘さ控えめでお酒と一緒に頂きたくなるお味!

しっかり焼き上げられたサクサクのサブレ生地にチーズの芳醇な香りと塩気、粗挽きの黒胡椒。
…今すぐワインやビールが飲みたくなってしまいます。

またクッキー繋がりで、甘いものが好きな方やお子さんには、小麦粉とバター、卵で作られたシンプルながら最高に美味しい「菊型クッキー(大600円)」もおすすめです!

ドーナツ2種

そして、最後は「ドーナツフェス」開催日に登場する「ドーナツ」!
この日は「プレーン(税込200円)」「シナモン(税込200円)」が用意されていました。

まずは「プレーン」。
油で揚げた昔懐かしいドーナツなのですが、生地がフワッフワ・モッチモチ

まぶしたお砂糖が生地本来の風味を引き立て、思わず口一杯に頬張りたくなるような食感を生み出しています。

また、シナモンパウダーをまとった「シナモン」のドーナツは、ほのかに甘く爽やかな独特の香りが心を穏やかにしてくれます。

紹介したものは、どれも初めて食べるのに懐かしさを感じ、毎日食べたくなってしまう焼き菓子ばかり。
みなさんも『いちとなな』の美味しく優しいお菓子を求めに、竹田市と城下町を訪れてみてはいかがでしょうか。

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