キャサリン皇太子妃、恒例のクリスマス礼拝を計画するための会議を開く
キャサリン皇太子妃が、クリスマス礼拝の計画に関する会議を開いたことが明らかになった。皇太子妃は今月、がんの化学療法を終えたと報告し、今後は公の場での王室公務への復帰が期待されている。皇太子妃が主催するクリスマス礼拝は2021年以来の恒例行事となっており、今年で4回目を迎える。昨年はルイ王子が初めてクリスマス礼拝に参加し、家族5人がウェストミンスター寺院に揃った。
【写真】昨年のクリスマス礼拝では末っ子のルイ王子が初参加し、家族5人が揃った
キャサリン皇太子妃は、9日(以下、現地時間)にケンジントン宮殿の公式SNSを通して動画を公開し、がんの化学療法を終了したことを報告した。
今後は徐々に公務に復帰するとみられているものの、スケジュールは正式に発表されていない。
しかし、皇太子妃は公務復帰への準備を着々と進めているようで、17日には英ウィンザー城で幼児期に関するプロジェクトの会議を開催したことが明らかになった。
そして24日には、恒例のクリスマス礼拝を年末にウェストミンスター寺院で開催するための計画を立てる会議を開いたことが報じられた。
王室の公式行事記録「コート・サーキュラー」によると、「ロイヤル・ファウンデーションの共同パトロンであるウェールズ公妃は今朝、ウィンザー城で会合を開いた」と記録されているという。
会議には、チームのメンバーやロイヤル・ファウンデーションの代表者らが出席し、キャサリン皇太子妃とともにクリスマス礼拝の計画について話し合ったとされている。
今年で4回目を迎える恒例のクリスマス礼拝は、ウィリアム皇太子夫妻が運営する慈善財団「ロイヤル・ファウンデーション」の支援を受け、キャサリン皇太子妃の企画によって開催されている。
その様子は毎年12月24日、英ITVのクリスマスイブの特別番組『Royal Carols: Together At Christmas』として放送されてきた。
初開催となった2021年の礼拝では、キャサリン妃(当時)が歌手トム・ウォーカーの歌うクリスマスソング『For Those Who Can’t Be Here』の伴奏を務め、公の場でピアノ演奏を初披露した。
また昨年の礼拝には、ウィリアム皇太子、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)だけでなく、末っ子のルイ王子(6)が初めて参加し、家族5人が揃った。
ゲストには、チャールズ国王とカミラ王妃夫妻をはじめとする王室メンバーやキャサリン皇太子妃の実家の家族のほか、慈善団体のスタッフやボランティア、軍人、地域社会で活躍した人々が招待されている。
なお、キャサリン皇太子妃は22日、スコットランドのバルモラル城近くで、ウィリアム皇太子が運転する車両の助手席に乗り、教会の日曜礼拝に向かっている姿が目撃された。
皇太子一家は8月にバルモラル城での夏季休暇を過ごした後、ウィンザーの自宅アデレード・コテージに戻ったばかりだ。
そんな夫妻が数週間後にバルモラルを訪れたことに、王室ファンの間では疑問の声が上がった。
そのことについて英メディア『The Mirror』では、キャサリン皇太子妃ががんの化学療法を終了したことを祝って、バルモラルで夫婦だけの週末を過ごしたと報じている。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A very special Carol Service coming soon.」「Such a special evening with @earlychildhood here at Westminster Abbey」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)