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【秦野市】未来の学校像を子どもが構想 大根中学校区でワークショップ

タウンニュース

色画用紙などを使って立体的に理想の学校を作っていく参加者ら

大根中学校区の学校のありかたを検討するため、「大根中学校区学校整備懇話会」が8月21日、南矢名の「みんなの食堂☆ラパニス」で小学生〜大学生による未来の学校を考えるワークショップを初めて開催した。

秦野市は少子化・超高齢化社会において児童・生徒数の減少が進むなか、学校施設の整備について2024年9月に「みんなで考えるみらいの学校整備指針」を策定。指針では2060年代までに順次整備を検討するとしており、大根中学校区はその最初の地区に位置付けられている。この指針に基づき、昨年度から懇話会を立ち上げ意見交換を実施。その中で、当事者である子どもたちからも意見を募ろうと、今回のワークショップが企画されたという。

当日は大根小4人、広畑小4人、大根中8人の児童生徒が参加。秦野高校と東海大学の学生も加わり、2つのテーマについて話し合った。

午前中は、小・中学生と高校・大学生チームに分かれ「新しい学校でこんなことができたらいいな、こんな場所になったらいいな」をテーマに意見交換。「廊下のベンチやテラスがあることで、他クラスと交流が深まる」「空を眺めながら昼食をとりたい」などの意見が上がった。

午後はメンバーを入れ替え4チームに分かれてワークを実施。前半で出た意見を踏まえ、模造紙に色画用紙やペンを使い、実際に自分たちが考える理想の学校を作成していった。発表では、児童生徒が交流しやすいように校舎は2階建てにする、運動施設は地下に設置し全天候型に、ベランダで教室をつなぐことで交流の場を作るなど、児童生徒、学生らは楽しそうに様々な工夫を凝らした未来の学校の姿について語っていた。

ワークショップに参加した東海大学児童教育学部4年の萱野陸輝(カヤノリキ)さんは「小中学生と話して、自分の時とは学校の環境が変わっていた。教師を志す一人として、楽しめる学校であることが大事だと感じた」と話した。

懇話会では今回の意見も参考に今年度末、「学校整備構想」を策定予定。

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