暴行を笑顔で見ていた…江別大学生暴行死事件 交際相手の女 暴行時の様子が明らかに
先月、江別市で男子大学生を暴行し死亡させたとして交際相手の女らが逮捕された事件で、知人の少年らが大学生を暴行している間、女が「笑うなどしてあおった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
10月26日、江別市の公園で千歳市の大学生・長谷知哉さんが暴行を受け、その後、死亡が確認されました。
傷害致死や強盗などの疑いで送検された長谷さんの交際相手の八木原亜麻容疑者。
友人の川村葉音容疑者と10代の男らが長谷さん暴行を加えたときの八木原容疑者の様子が明らかになりました。
中川宙大記者「八木原容疑者は、少年らが長谷さんに暴行する様子を見て、笑顔を浮かべていたということです」
捜査関係者への取材で、八木原容疑者が「手を出したり暴力をふるっていないが、笑ったり煽ったりしていた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
また、警察は長谷さんに顔面を蹴るなどの暴行を加えクレジットカードやキャッシュカードを奪ったなどとして、17歳のアルバイト従業員の少年と18歳の男子高校生を強盗や詐欺などの疑いで再逮捕しました。
長谷さんを暴行したあと、2人は川村容疑者らとともに川村容疑者の車で札幌市内のコンビニ向かったとみられます。
2人は川村容疑者らと共謀し、長谷さんから奪ったキャッシュカードを使い、コンビニのATMで現金12万7000円を引き出したということです。
長谷さんの口座には数百円しか残っていないことから、捜査関係者は預金のほぼ全額が引き出されたとみています。
警察は八木原容疑者ら6人の犯行グループのうち、残る18歳の男と16歳の少年についても強盗や詐欺の疑いで再逮捕する方針です。