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上越市の支援団体が集めた支援物資が被災地石川に向けて出発

上越タウンジャーナル

能登半島地震の被災地石川県への支援物資を募っていた、新潟県上越市の支援団体「能登半島地震の支援・上越有志会」(五十嵐健一代表)は2024年1月25日、市民や企業などから提供された飲料水やパックご飯などを届けるため、七尾市と珠洲市に向けて出発した。

《画像:石川に向かうトラックに積み込まれる支援物資》

同会は市内の経営者有志が設立し、17日から22日まで同市藤野新田の旧上越観光物産センターで広く支援物資を受け付けた。

同会によると、同市を中心に県内外の企業70社、個人231人から、ペットボトル入りの飲料水やパックご飯、カップ麺、毛布、紙おむつ、アルコール消毒液などが寄せられた。このうち第1陣として、ペットボトル入りの飲料水10トン、パックご飯約5900食、カップ麺約3800食などを、市内企業の協力で13tトラック2台で被災地に運ぶ。

《画像:出発を前にあいさつする有志会の五十嵐代表(左)と佐藤さん》

出発を前に五十嵐代表(50)が「企業や市民、ボランティアの方、本当にお力ありがとうございます。大事に必要な場所にお届けしたい」とあいさつ。五十嵐代表とともに団体を立ち上げた佐藤豊さん(64)は「たった1週間足らずで大勢の方から協力してもらい、びっくりしている。現地では被災自治体を回って要望を聞き、次の支援につなげたい」と話した。

支援物資は2市が指定した仕分け場所に搬入し、五十嵐代表らは穴水町や輪島市などにも出向いて自治体の要望を聞くことにしている。

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