居酒屋の昼の顔は…和食料理人が作るアサイーボウル!?【T&Aacai】フルーツたっぷりで甘さ控えめ! 富山駅近に期間限定オープン
ヘルシーフードとして話題のアサイーボウル。
富山県内にも提供する店が増えて、すっかり人気スイーツとして定着した感じがします。
そんなアサイーボウルの新店が富山駅からもほど近い場所にオープンしたと聞き、早速行ってきました。
…が、アサイーボウルと聞いてイメージする“オシャレでイマドキな雰囲気”とはちょっと違うお店。なんと、和食の職人が手掛けるアサイーボウルです。
こんなところでアサイーボウル!?
アサイーボウルの新店があるのは富山駅から徒歩10分ほどのパレブラン高志会館の中。
宿泊施設とレストラン、宴会場を備え、会議や研修などにも利用される施設で、夏は全天候型のビアガーデンもにぎわいます。
その1階にある「富山のお肉とお魚 あづき」は、店名の通り、富山のブランド牛や富山湾の旬の海鮮、そして富山の地酒を楽しめる炭火焼き居酒屋です。
ここに期間限定のポップアップストアとしてオープンしたのが「T&A acai(ティーアンドエーアサイー)」。
「和食居酒屋でアサイーボウル⁉」という、ちょっと変わった組み合わせです。
なぜ? 和食居酒屋で期間限定オープン
営業時間は11:30~14:00のランチタイム。
基本的にはテイクアウトですが、店内の一角をイートインスペースとして開放していて、15:00まで利用できます。
ひとまず、居酒屋が繁忙期に入る12月頃までの期間限定オープンの予定なんだとか。
「こんなオジサンがアサイーボウル作ってるなんて…ちょっとびっくりしない?」と、ちょっと困ったような笑顔で話すのは料理人の武部健一さん。
アサイーボウルの提供を始めたきっかけは、常連の若いお客さんからのリクエストだったそう。
普段はスイーツなんて作らないので最初は戸惑ったものの、せっかくなら…と研究を開始。さまざまな店のアサイーボウルを食べ比べして、和食の職人らしく自分の舌で甘さのバランスやフルーツの配分を探っていったんだとか。
フルーツたっぷり! バランスが絶妙なアサイーボウル
そうして生まれた「T&Aacai」のアサイーボウルは、甘さ控えめのアサイーベースとフルーツのバランスにこだわった1品。
たっぷりのグラノーラにバナナ、いちご、キウイ、マンゴー、ブルーベリーをトッピング。
仕上げにチアシード、ココナッツ、ハチミツをかけてできあがりです。
アサイーベースにはブルーベリー、マンゴー、イチゴをブレンド。
もったりしすぎない軽い口当たりで、なめらかなジェラートのよう。フルーツの風味とほどよい酸味が心地よく、さっぱりと食べられるので、甘すぎるのが苦手な人にもオススメです。
ザクザク食感のグラノーラにハチミツの甘さが加わって、味も食感も絶妙なバランスに仕上がっています。
トッピングでアレンジも
ヨーグルトやジェラート、ヌテラチョコのトッピングもできます。
これは何回も食べたくなりますね…。
ちなみに、居酒屋なので当然店内では肉や魚も扱います。が、アサイーボウルにニオイが移らないよう、調理器具をわけたり仕込みの時間をずらしたり…といった感じで、細心の注意を払っているそうです。
旨みがとまらない! 絶品ローストビーフ丼も
「T&Aacai」では、アサイーボウルのほかに、ローストビーフ丼も販売しています。
ランチ営業をしていたころの人気メニューの復刻版だそう。
富山牛のモモ肉を真空パックでじっくり低温調理し、仕上げに焼き色を付けて、ゴマ油の風味を感じる香ばしいタレと合わせています。
口に入れるとぷるんとした食感で、とってもやわらかい!
噛むほどに旨みが出てきて、もうずっと噛んでいたくなるほど…。
事前の予約がオススメ
「T&Aacai」は武部さんひとりで切り盛りしているため、事前に電話やInstagramのDMでの予約を。
予定が合えば夜の部も対応してくれるそうなので、仕事帰りにアサイーボウルが食べたくなった…なんて時にも電話してみるといいかも。
【T&Aacai】
住所 富山県富山市千歳町1丁目3-1パレブラン高志会館1階(「富山のお魚とお肉 あづき」内)
営業時間 (受取)11:30~14:00 (イートインスペース)15:00まで利用可
定休日 不定休 ※営業日はお店のInstagramをチェック