Yahoo! JAPAN

『猫ドア』の設置は猫にも飼い主さんにもいいことが!導入する5つのメリット

ねこちゃんホンポ

「猫ドア」を設置する5つのメリット

1.部屋を自由に行き来できる

家の扉に「猫ドア」を設置することで、いつでも猫が好きな部屋に行き来できるようになるため、猫のストレスが軽減されます。

猫は自分の縄張りを毎日パトロールするので、自由に入れない部屋があるとストレスを感じてしまうことがあるのです。

また、誤って部屋に閉じ込めてしまったり、廊下に締め出してしまうといった状況を避けることもできます。

2.ドアの開閉の必要がなくなる

猫が他の部屋に行きたがっているときは、飼い主がドアを開閉しなければなりません。

些細なことではありますが、回数が増えれば負担になりますよね。猫ドアを設置すれば、猫のためにドアを開閉する手間がなくなるのは嬉しいメリットではないでしょうか。

3.冷暖房費の節約になる

真夏や真冬など、冷暖房を使用している時期は電気代が気になりますよね。ドアを開閉する回数が増えれば、その分部屋の温度が変わってしまい電気代がかかってしまいます。

また、留守中に部屋を移動したがる猫がいる場合は、ドアを閉めておくことができません。

ドアを開け放した状態で冷暖房を使用すれば、当然その分の電気代が余分にかかってしまいます。

猫ドアを設置することで、無駄な電気代の消費を軽減することができるようになるのです。

4.ドアに傷がつかなくなる

器用にドアノブを回せる猫もいるようですが、多くの猫はドアを両手でこするようにして「開けてほしい」とお願いしてくるのではないでしょうか。

我が家の猫たちも、ドアを開けてほしいときは両手を器用に使ってドアを「タスタス」とこするようにしてアピールしてきます。

このときに、爪がドアに触れるので傷がついてしまうこともあるのです。猫ドアを設置すれば自分でドアを開けられるようになるので、ドアを傷つけずに移動できるようになります。

5.夜鳴きや起こされる回数が減る

飼い主と同じ時間に寝る子もいますが、夜に活発になる猫も少なくありません。

夜中に部屋の行き来ができないと、大声で鳴いたり寝ている飼い主を起こしに来て何とかドアを開けてもらおうとする猫もいます。

ドアを開けるまで延々と鳴き続けられてしまうと、飼い主にとっては大きな負担になるため対策が必要になりますよね。

猫ドアを設置することで、わざわざ飼い主を呼ぶ必要がなくなるので、夜中や明け方に起こされる回数を軽減することができるのです。

「猫ドア」を設置する時のポイント

「猫ドア」を設置するメリットは多いのですが、注意点もあります。

猫ドアを設置する前に、おさえておくべきポイントを整理しておきましょう。

サイズに注意する

猫の体より少しゆとりのあるサイズで設置する必要があります。小さすぎると挟まって怪我をする可能性があるので気を付けましょう。

飼い猫が幼い場合、大きくなったことを想定したサイズを選ぶようにしてくださいね。

危険な場所へは入れないようにする

玄関やキッチン、洗面所など危険の多い場所へ自由に出入りするのは脱走や事故に繋がるので注意が必要です。

危険な場所へは立ち入れないようにし、初めから飼い猫の縄張りにならないようにしておきましょう。

ドアの開閉に注意する

ドアを開けるときに反対側から来た猫に気付かずに挟んでしまう、といった事故もあるようです。

猫用の扉を透けて見えるタイプにする、開ける前にノックして様子を見るなどの対策をとりましょう。

猫ドアの開閉音が気になることもある

自分でDIYする場合は、猫ドアを開閉したときの音に気を付ける必要があります。

日中は気にならなくても、夜中にパタパタと開閉する音が気になる人も少なくありません。不安な場合は、多少コストがかかっても業者に発注することで音の少ないドアを設置してもらうことができますよ。

猫が使うまで時間がかかることもある

そもそも猫が「猫ドア」を使ってくれない可能性もあります。性格によっては使うまでに長期間かかる子もいるので、まずひとつだけ設置してみて様子を見る方が良いかもしれません。

まとめ

「猫ドア」を設置することで、猫にとっても飼い主にとってもメリットがたくさんあることがわかりました。

今は猫ドアの種類も増えてきているため、ご自宅に合ったものを設置することでより快適に過ごすことができます。

猫ドアを設置する場合は安全性の高いものを選び、思わぬ事故や怪我が起きないように十分気を付けるようにしてくださいね。

【関連記事】

おすすめの記事