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車いすのリアルを体感 5年ぶり、街歩きイベント

タウンニュース

線路の段差を車いすで越える参加者

車いす街歩き実行委員会(初鹿真樹代表)が9月7日、車いすユーザーの視点になって街歩きを楽しむイベントを開催した。(一社)神奈川県西地区リハビリテーション協議会が協力。コロナ禍で休止していたイベントで、5年ぶりの再開となった。

車いすユーザーと車いすを使わない人が約40人参加し、7班に分かれて街に繰り出した。参加者は、車いすの移動体験に基づいた情報を共有できるバリアフリーマップアプリ「WheeLog!」を活用し、歩道の傾きや駅のスロープなどの写真を撮り情報を記録した。またイベントはチーム対抗のポイント制で、小田原漁港にある機動戦士ガンダムの「ズゴック」マンホール、箱根湯本のあじさい橋など目的地の難易度ごとに割り振られたポイント獲得を目指しチーム一丸で取り組んだ。約3時間半の街歩きを楽しんだ参加者。初鹿さんは「街中で車いす利用者のリアルを直接教えてもらえたのでは」と話した。

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