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口笛世界大会 中原中・川本さんが3位に 2大会連続で入賞

タウンニュース

トロフィーを手にする川本さん=本人提供

口笛演奏の世界一を決める「第46回口笛世界大会」が6月2日、川崎市男女共同参画センター・すくらむ21ホールで行われ、中原中学校3年の川本哲平さん(14)がティーン部門で3位入賞を果たした。川本さんは2年前にチャイルド部門で優勝しており、2大会連続での快挙。「満足のいく演奏だった」と自画自賛し、笑顔でトロフィーを掲げた。

口笛演奏の普及・啓発等を行う団体「ジャパン・ウィスリング・コンフェデレーション」が主催し、音程や音色、息継ぎなどの技術や、音量、ビブラート、リズムなどの表現力を競い合う同大会。12歳以下のチャイルド、13歳から17歳以下のティーン、18歳以上の成人、65歳以上のシニアの4部門があり、2年に一度、日本で開催されている。今大会には世界6カ国から出場者が集まった。

2年前に川崎市国際交流センターで開催された前回大会に出場し、チャイルド部門で優勝している川本さん。事前に収録した音源審査を突破し、当日の本選に出場。8人で競われた本選では、クラシックの名曲『ラデツキー行進曲』とドラマ主題歌『ケセラセラ』を伴奏に合わせて、メロディーを口笛で吹き上げた。「前の出演者が素晴らしい演奏をしていたので、プレッシャーや焦りもあった。自分でできる限りやろうと思った」と川本さん。結果は3位入賞。「周りのレベルも高く入賞できるか不安もあった。満足のいく演奏ができた」と喜んだ。

呼吸のようなもの

川本さんが、口笛を吹くようになったのは、小学生のころから。母親が自宅で時折吹いていた口笛を真似するようになり、自宅や学校などでも吹くように。JPOPなど好きな音楽を聞いては吹いてを繰り返し、独学で技術を磨いた。川本さんは「練習というよりも、いつでもどこでも吹いている。学校で怒られたこともあるけど、上達すると楽しい」と笑顔で話す。小学校のころから続けている野球で、大きな声を出すことで身に付けた腹式呼吸が口笛に生かされているという。

「口笛はかけがえのないもので、生活の中でも切っても切れないもの」と川本さん。今は、高校受験に向けて勉強に励む。「高校に入って音楽関係を学んでみたい。これからも、口笛を楽しく吹いていきたい」と目標を語った。

大会の演奏はこちらから

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