「神戸臨港線跡」を活用!灘から春日野道へ続く遊歩道『臨港線』を散策してきた 神戸市
今回、記者が訪れたのは神戸市灘区から中央区にかけて続く遊歩道『臨港線』。線路の一部や看板など、至るところに「神戸臨港線」のゆかりを楽しめるスポットを取材してきました♪
遊歩道はJR灘駅の近くから阪神電鉄・春日野道駅近くまで、およそ1キロにわたって続いています。今回は灘区から中央区方面に向かって歩くことに。
遊歩道は広々としていて歩きやすい印象。大人から学校帰りの子供まで幅広い年代の人が利用していました。
「神戸臨港線」とはかつて神戸市にあったJRの貨物支線。現在の摩耶駅にあたる「東灘信号場」から神戸港へ続いており、2003年まで使用されていました。こちらの遊歩道にはその名残や縁が至るところに残されています。
灘区方面から歩いていくと、まずはじめに見えてくるのはこちらの橋台。臨港鉄道建設当初のものが現在も使われており、当時の優れた土木技術をうかがいしることができます。
さらに先へ進むと、こちらのミニチュア路線が見えてきました!今にも小さな電車が走ってきそうな線路で、かなりかわいい♡
意外と長く、途中には「見通し不良区間 神戸臨港線」などと書かれた看板も立てられています。遊べそうなスポットですが、立ち入り禁止なのでご注意を。
さらに進んでいくと、本物の線路が遊歩道脇に登場!こちらにも「見張員」と書かれた看板が立てられています。草に覆われていますがなかなか見ごたえがあり、鉄道好きにはたまらないスポットといえますね。
遊歩道の最終地点には、臨港線に関する説明も書かれていました(これを最初に見てから歩きたかった…と思ったのはいうまでもありません)。臨港線跡を見学しながら歩きたい場合は、中央区方面から歩くのがおすすめかも。
こちらの遊歩道は、桜の名所としても有名なスポット。各所にはベンチもあり、春には桜もゆったり眺めて楽しむこともできそう♪次回は桜が満開の季節に訪れたいなと思った記者なのでした。
場所
臨港線跡
(神戸市灘区岩屋北町7丁目1-31)