平塚市 横内中でまちづくり講演 課題解決を促す
平塚市企画政策課が4月30日、市立横内中学校で「平塚市の現在から未来(発展)」と題した講演会を開催した。子どもたちにまちづくりへの興味や関心、郷土愛を醸成してもらいたいと企画。市の現状や課題、取り組みなどまちづくりに関する話を、同校の3年生約50人に伝えた。
講師を務めた同課の栗原克幸さんは、平塚市には七夕まつりや湘南ベルマーレなどの魅力があると同時に、人口減少や少子高齢化などの問題があると訴えた。対策として「平塚市総合計画」があること、その中で小児医療費の助成や高齢者が働く場の確保など多くの戦略を立てていることを紹介した。
質問コーナーでは、栗原さんの「何があれば人が集まるか」という問いに対し、「ショッピングモールや飲食店があるといい」などの意見が出た。参加した古日山唯愛(こびやまゆいか)さんは「平塚市に住む外国人が増えているとは知らなかった。もっとまちのことを知りたいと思った」と感想を話した。
同事業は、2017年から始まっており、希望があった太洋中、旭陵中、大野中、金旭中で実施された。