文化芸術でふれあいの輪 公会堂で民謡舞踊大会
「令和九年保土ケ谷区制百周年に向けて第三十八回ふれあいチャリティー民謡舞踊大会」が9月29日、保土ケ谷公会堂で開催され、約400人が来場した。保土ケ谷区ふれあい民謡舞踊協会主催、保土ケ谷区後援。
同大会は、日々の暮らしの中で文化芸術を通じて区民が健康で明るく元気に心豊かな生活が送れる地域社会の実現を目指している。
第一部の式典では、同協会の森敏明会長があいさつに立ち「保土ケ谷区で楽しく笑顔で安全に安心して、安定した生活が送れる時代であって欲しいと願っている。きょうはこうしてみなさんの元気な姿を見られてうれしく思う。大谷選手が本塁打数で大活躍をしているが、この会も50回を目指して頑張りたい」と展望を語った。
続く第二部では、特別番組として神部浩保土ケ谷区長が「まつり」を歌い、ステージ上では吉野会による踊りが同時に披露する場面があった。歌い終えた神部区長は、「とても緊張したが素晴らしい踊りと一緒に舞台に上がれて心強かった。ご来場の皆さんのふれあいの輪が広がっていくことを願っている」と話した。
第三部は民謡舞踊の活動を行う各会が、唄、踊り、フラダンスなど日頃の練習の成果を披露した。会場内では「待ってました」などの掛け声や拍手が舞台上の発表者に贈られていた。
今回の同大会参加者の最年少は、初舞台が4歳だという吉野陽之輔さん(10)、最高齢は99歳の岩澤静枝さんだった。