【地元の人に聞いたおすすめ】すぐに売り切れてしまう人気のパン屋さん(札幌市)
札幌および近郊のパン屋さんの中から、北海道Likersが地元の知人に聞いたオススメのパン屋さんを紹介する『北海道Likersが地元の知人に聞いたオススメのパン屋さんシリーズ!』。
今回ご紹介するのは、北海道各地の注目トピックをお届けしてきたラジオ番組『北海道Likers Voice』のディレクターが、「ぜひ!」と推しているパン屋さんです。
ご紹介するのは、札幌駅前の喧噪からちょっぴり離れた『西18丁目』エリアにあるベーカリー。訪れる人を次々に虜にしている噂のパン、あなたも気になりませんか?
幸せなパンに出会える予感が漂う「ベーカリー栞」
いわゆるハード系のパンが評判の『ベーカリー栞』は、自家製酵母を使い、ゆっくりじっくり発酵に時間をかけてパンを焼いているのが特徴。
小麦、スペルト小麦、ライ麦を毎日自家製粉し、パンの個性に合わせて配合を見極めるなど、そのパンづくりの過程を聞いているだけでも「なんて手間ひまかけたパンたちだろう……!」と店内に並ぶパンを拝みたい気持ちに。
扉を開けると同時に、ふわっと流れてくるバターやパンのいい香り。ドライフラワーなどのナチュラルな雰囲気で統一された、札幌市にある『ベーカリー栞』は、2021年にオープンしたパン屋さん。
足繁く通う常連さんが多いその理由は、どこまでも実直で丁寧なパンづくりにあります。
営業は水曜・木曜・金曜・土曜の週4日がベース。毎日やっているお店ではないからこそ、「時間をつくってでも行きたい!」とお店へ足が向いてしまいます。
迷ったらこのパンを召し上がれ!
こだわりのパンが並ぶショーケースの前で、「どれもおいしそうで決めきれない!」と迷ってしまう気持ち、とてもよくわかります。
そんなときは、ここでご紹介する『ベーカリー栞』自慢のパンたちをまずは試してみてはいかがでしょう。
(1)ずっしり、しっとりとした正統派の「カンパーニュ」
『北海道Likers Voice』のディレクターも「ずっしり、しっとりとした正統派のザ・カンパーニュ!」と絶賛するのは、『ベーカリー栞』の定番人気商品『カンパーニュ』(四分の一カット 440円/ハーフ 880円/ホール 1,650円)。
フランスパンの一種で、素朴な味わいが魅力のため、スープやシチューなどの食事にもよく合います。
「時間経過による味の変化も楽しんでほしい」という店長・橋本さんのお話を聞き、筆者も購入翌日・3日後・1週間後とそれぞれのカンパーニュを味わってみました。
購入してすぐのタイミングでは、ほのかな酸味と香ばしさが際立っている印象でしたが、1週間後に食べてみると、酸味が少しマイルドに。
大きなパンなので、ハーフや四分の一のサイズなどに店頭でカットしてもらうこともできるのですが、この味わいや変化を実感するためにも、ぜひ一度大きめサイズを試してみてほしいです!
(2)なんと生地は手折り! こだわり詰まった「パイ」
カンパーニュに並ぶ『ベーカリー栞』の代表作とも言えるのが、季節に合わせて入れ替わる『手作りパイ』。なんと一つひとつ生地を何層も手折りしているのだそう! 『北海道Likers Voice』のディレクターもよく狙う人気商品ですが、早々と売り切れてしまっていることも。
筆者がゲットしたのは、柑橘の香りが食欲そそる『湘南ゴールドのパイ』(380円)。
サクッパリッとした食感、湘南ゴールドの甘みとほろ苦さのバランスがたまりません。これから春に向けて、淡路島産新玉ねぎのパイや、夏みかんのマーマレードパイが登場予定とのことで、要チェックです。
(3)ザクッと感がクセになる「クロワッサン」
どこのパン屋さんにもある、クロワッサン。定番ゆえに、そのお店のこだわりや魅力が詰まっていることも多いパンですよね。
『ベーカリー栞』のクロワッサン(280円)は、自家製酵母入りのずっしりしっかりタイプ。よくあるバターたっぷりのパリッとしたクロワッサンではなく、全粒粉のザクッと感がクセになるクロワッサンです。「朝食に毎日こんなパンが食べられたら最高だな……」なんて幸せな空想がはかどります。
「ベーカリー栞」の詳細情報
住所:北海道札幌市中央区大通西18-1-14 藪商事ビル1階
電話番号:050-1372-5577
営業時間:【水曜・木曜・金曜】13:00〜18:00(予約可)【土曜】12:00〜売り切れまで
定休日:月曜日・火曜日・日曜日
北海道Likersライターのひとこと
子どもからご年配の方まで幅広い年齢層に愛される『ベーカリー栞』。
筆者が「あ、いいな」と感じたのが、購入したパンが1つずつていねいにワックスペーパーで包まれているのを見たとき。
パン1つ1つを愛おしく思っている『ベーカリー栞』さんの愛情が伝わってくるようで、「大事に食べよう」と心がポカポカしました。
お店の中にいる時間も、パンを家へ持ち帰ってきた後も、何度でも幸せな気持ちにさせてくれる『ベーカリー栞』のこだわりパン。
ぜひ1度味わってみてくださいね。
取材・文/haruka
【画像】北海道Likers
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