防災・救護、住民が体験 宮内自治会が5年ぶり〈川崎市中原区〉
震災時に地域で助け合う仕組みづくりや、地域防災力の強化を目的に、5年ぶりの防災訓練が2月24日に宮内小学校で行わた。宮内自治会が主催し、地域住民ら150人が参加した。
校庭では、中原消防署による起震車体験や放水訓練、毛布を利用した簡易担架による救出訓練などを実施。自主防災訓練では炊き出しと仮設トイレを設営した。田村二三夫会長は「大地震はいつ来てもおかしくない。訓練することで日頃から関心を持ち、対策してもらえたら」と呼び掛けた。クラスメイトと3人で救護訓練に参加した小野絢音(あやね)さん(宮内小6年)は「いざというときは、人の役に立てるように、今日体験したことをいかしたい」と話した。