有限会社武信 厚労大臣表彰を受賞 食品衛生優良施設に選定
多摩区南生田にある「とんかつ武信」を運営する「有限会社武信」がこのほど、2024年度の「食品衛生優良施設」に選ばれ、厚生労働大臣表彰を受賞した。
優良な食品衛生施設について他の模範とすることを目的に厚労省が行っている表彰。今年度は全国で95施設が選ばれた。川崎市内では同社が唯一の受賞となった。
武田悦夫代表取締役会長(73)が、南生田にとんかつ武信を開業して50年。「お客さんのため、しっかりと衛生管理するという当たり前のことを自然に続けてきた結果。スタッフ一同でいただいた表彰だと思っている」と武田会長は語る。食中毒や異物混入などを防ぐための衛生管理の手法「HACCP」(ハサップ)の考え方を取り入れた取り組みにも力を注いできた。
同社は06年に都内で代々木上原店を開店。現在は2店舗を展開している。武田会長は「食中毒予防に細心の注意を払い、他のお店の模範となるようこれからも頑張っていきたい」と話した。