「立ち直り支える地域に」 更生保護などについて啓発
犯罪や非行のない地域社会を目指す「社会を明るくする運動」の強化月間として7月13日、市内4カ所の駅頭で一斉に広報・清掃活動が行われた。いずみの森義務教育学校の児童・生徒らと八王子地区保護司会などの更生保護関係団体のメンバーらがのぼり旗を掲げながら、ごみ拾いに汗を流した。
また、初の試みとして2日後の15日には「ふれあいスポレクフェスタ」と題し、富士森体育館でイベントを開催。幼児や児童とその保護者を対象とし、フリースロー体験やぬり絵・釣りゲーム、ニュースポーツ体験などが行われた。会場内では多摩少年院による矯正教育についての展示と野菜販売、八王子ダルクと都薬物乱用防止推進八王子地区協議会による薬物乱用防止についての展示も行われ、更生保護などについて理解を深める機会とした。
このほか活動の一環として、中央図書館(千人町)では更生保護や再犯防止をテーマにした本の展示・貸出を8月12日(月・祝)まで行っている。開館は午前9時30分から午後7時まで。